開発の特長

  1. 独自の構造と2軸走査の電磁駆動により、広い振れ角を持つ業界最大級の軽量ミラーを実現
    • 車載搭載向けに水平・垂直の2軸で走査する電磁駆動式MEMSミラーを開発
    • 当社独自のミラー構造採用により面ひずみを抑制し、業界最大級(7mm×5mm)の軽量ミラーでの広い振れ角(水平:±15°、垂直:±3.4°)を実現
  2. 主要部品の最適配置により、広範囲での3次元画像取得と小型化を実現
    • 開発した2軸電磁駆動式MEMSミラーと、複数のレーザー光源の高密度実装と最適配置により、広い水平視野角(120°)を実現することで、先行車両や歩行者などの高精細な3次元画像を広範囲に取得することが可能(図2)
    • 信号処理回路基板と光学系部品の最適配置により、ライダー本体を900cc(108mm×105mm×96mm)に小型化

今後の展開

 さらなる小型化や垂直視野角の拡大を進め、2025年以降の実用化を目指します。