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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

リ本No.2006

「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」提供開始

設備設計時の当社空調・換気機器の選定作業自動化により、建築フローの生産性を向上

 三菱電機株式会社は、設計事務所・建設業・設備業向けに、設備設計時の当社製空調・換気機器の選定作業の自動化により建築フロー※1の生産性向上に貢献する「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション※2」を4月から提供開始します。

  • ※1

    企画、設計、施工、維持管理などの建築業務の一連の工程

  • ※2

    本アプリケーション自体は無料ですが、通信料はお客様のご負担となります。なお、スマートフォンやタブレットではご利用になれません

「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」の画面イメージ
(1台の室外機に複数の室内機を接続する系統追加をドラッグアンドドロップで行うイメージ)

本アプリケーションの特長

  1. 当社製空調・換気機器の選定作業の自動化により、設備設計を効率化
    • 膨大な技術資料の参照が必要な設備設計において、当社製空調・換気機器を自動選定し、ドラッグアンドドロップなどの直感的な操作により、設備設計を効率化
    • 空調機器選定では、必要な熱負荷と配管の長さを考慮した最適な機器を自動選定し、これまでの人手による煩雑な配管長補正計算が不要に
    • 換気機器選定では、換気に必要な風量と静圧※3などを考慮した最適な機器を自動選定し、これまでの人手による静圧風量曲線(P-Q曲線)等を考慮した比較検討が不要に
    • ※3

      流動する気体または流体において、流れの方向に対して垂直方向に作用する単位面積当たりの力

  2. 選定した機器の仕様データの出力が容易で、申請資料作成の手間を削減
    • 自治体等への建築確認申請に必要な換気機器の静圧風量曲線(P-Q曲線)を自動作成し、申請資料作成の手間を削減
    • 選定した機種の仕様データはExcel形式で出力でき、物件納入時の設備機器リストとして活用可能

今後の展開

 当社は今後、本アプリケーションをBIM※4ソフトウエアと連携させるとともに、今後展開予定の省エネ性・快適性の向上に寄与するBIM対応のアプリケーションと合わせて「MEL-BIM」シリーズとしてラインアップし、空調・換気機器分野を中心に提供します。
 また、2020年度内には、建設業向けCAD開発・販売などを行う株式会社ダイテック(以下、ダイテック)との連携を進め、本アプリケーションで自動選定した当社製空調・換気機器をダイテックの総合設備BIMソフトウエア(CADWe'll Linx)上に自動配置し、BIM(3D図面)上での設計作業を効率化する機能連携を行う予定です。

  • ※4

    Building Information Modelingの略称。建物に使用される部材や設備の材質・サイズなどの属性情報を追加したコンピューター上の3D建造物モデルを用いる設計方法。設計会社・施工会社、管理会社などの関係者間で企画、設計、施工、維持管理などの建築業務の一連の工程(建築フロー)にて建物の設計情報の共有が容易となり、業務の効率化が可能

お問い合わせ先

三菱電機株式会社  空調冷熱システム事業部 TEL 03-3218-2220
電材住設スマート事業部 TEL 03-5798-2155
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