新製品の特長
- モーターの電流信号から異常を自動で検知するため、専用診断装置が不要
- モータコントロールセンタが取得したモーターの電流信号を解析することで異常を自動検知し、ベアリング異常など機械系異常の検知にこれまで必要だった専用診断装置が不要
- 異常振動やミスアライメント(回転軸のずれ)などの機械系異常と、レヤショート(固定子巻線ターン間短絡)や回転子(ローター)バーの損傷などの電気系異常の両方を検知可能
- モーターごとの正常な初期状態を記憶し、モーターの異常判定値を個別に自動設定する独自機能を搭載し、高精度に異常を自動検知
- 電流診断方式の採用で、既設モータコントロールセンタへの診断機能追加が容易
- 電流診断方式の採用により、当社製マルチモータコントローラへの配線やセンサの追加が不要で、コントローラ本体の交換のみでモータ診断機能を容易に追加可能
- ネットワーク接続などで、工場内のモーターを遠隔で状態監視が可能
- ネットワークに接続したゲートウェイ装置(別売)と無線接続するだけで、工場内のパソコンやタブレット端末、スマートフォンを介してモーターの状態監視と診断結果の確認が可能
- 当社製モータ診断装置「DiaPro Motor™※1」とゲートウェイ装置をネットワーク接続することで、工場内のモーターを遠隔で状態監視が可能
- ※1
2020年6月23日発表「三菱電機モータ診断装置「DiaPro Motor」開発のお知らせ」
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2020/0623.html
今後の展開
今後、高圧モーターやインバーターモーターなどの対応製品を拡充するとともに、IoTやAI技術を活用することで高精度な診断と設備のさらなる安定稼働に貢献するソリューションを提供していきます。
製品に関するお問い合わせ先
- 三菱電機株式会社 受配電システム製作所
コントロールセンタ製造部 コントロールセンタ設計課 - 〒763-8516 香川県丸亀市蓬莱町8番地
- TEL 0877-24-8071 FAX 0877-24-2685