ニュースリリース

当社は、1987年に中国の上海電気（集団）総公司と合弁で、上海にSMEC社を設立し、日本メーカーとして初めて製造・販売・据付・保守のトータルでの昇降機事業を開始しました。近年では、「2020年中国不動産開発企業500強評価結果発表会^※1」において、昇降機分野で2011年以来10年連続No.1を獲得するなど、製品・サービスの品質について中国市場で高い評価を得ています。
　SMEC社は、業界の最先端の技術を搭載した製品を常に市場へ投入し、中国の昇降機産業の発展に貢献してきました。現在では、89拠点で事業を展開しており、安全・安心・快適な製品とサービスを中国全土に提供しています。

• ※1

  中国の不動産開発企業500社による製品の採用実績を基に選定した企業ランキングを発表する会。
  主催は中国房地産協会および上海易居房地産研究院

中国の昇降機新設需要は、2020年度で約87万台と予測されており、世界需要の約7割を占めています。
　当社は、中国の昇降機開発・製造拠点として、上海にSMEC社と三菱電機上海機電電梯有限公司（Mitsubishi Electric Shanghai Electric Elevator Co.,Ltd. 以下、MESE社、2002年設立）の2社を有し、MESE社の三菱ブランド機種「MAXIEZ」シリーズとSMECブランド製品による2ブランド戦略を中国全土で展開しています。また、当社の国内子会社である三菱電機ビルテクノサービスとも連携し、中国での保守技術・機能やサービスの向上を図るとともに、既設昇降機のリニューアルを促進しています。この100万台という節目を契機に、さらなる事業拡大を目指すとともに、トップブランドを堅持していきます。