今回納入した「設備投資計画策定支援システム」のイメージ

納入システムの特長

  1. 配電設備の情報を活用し、設備の劣化状態判定・リスク分析を実施
    • 経年劣化状態などの配電設備情報から故障発生確率を算出し、故障時の影響度も考慮することで、配電設備が保有するリスク値を分析
    • 年度毎に予測したリスク値に基づいて、更新や改良などの対処により得られる価値を算出し、最適な対処時期を導出
    • 導出した対処時期を基に、更新や改良などの対処に応じた設備更新対応の投資施策を生成
  2. 生成した投資施策の組み合わせを最適化し、設備投資計画の立案・実行に貢献
    • 費用やライフサイクルなどの客観的な評価軸に基づき、複数の投資施策の価値を評価し、透明性の高い設備投資計画を立案し、経営判断を支援
    • 工事能力や費用の制約下において、投資ポートフォリオの価値が最大となるように各投資計画の組み合わせを最適化することで、設備投資計画の立案・実行に貢献

今後の展開

 当社は今後、国内の他の電力事業者向けにも「C55®」と「INFOPRISM®」のアセットマネジメントソリューション向け製品の導入提案を進めるとともに、本システムの国内独自適用機能の拡充などを検討します。