ヘルスエアー®技術によるウイルス低減の概念図

実証結果

ヘルスエアー®技術で新型コロナウイルスの残存率を99%以上低減

  • ヘルスエアー®技術で生成する放電生成物と高電界を8時間作用させることで、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2※2)の残存率を99.4%低減※3しました。
  • ※3

    本実証は、ヘルスエアー®技術を搭載した試験装置での実証結果であり、製品・実使用環境での効果を示すものではありません

ヘルスエアー®技術の詳細と実証の背景

 ヘルスエアー®技術は、室内に浮遊するウイルスや細菌などを低減することを目的に2012年に開発した当社独自※1の空気清浄技術です。「放電部」を構成する放電電極と対向電極に、直流電圧を加えて強力な放電・電界空間を生成することで、その空間を通過するウイルス、細菌、アレル物質などを除去・低減します。放電電極にリボン形状を採用(タングステンリボン電極)することで、空間内の広い範囲を高電界にすることができるのが特長です。

 当社はこれまで、大学や公的研究機関と共同で、ウイルスではA型インフルエンザウイルス A/Aichi/2/68(H3N2)、ネコカリシウイルス、細菌では表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis NBRC12993)、アレル物質ではスギ・ブタクサ花粉アレルゲン、ネコアレルゲンに対するヘルスエアー®技術の有害物質低減効果について実証を行ってきました。

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、今回新たにヘルスエアー®技術により生成する放電生成物と高電界が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2※2)に作用することで得られる効果の検証を行い、作用開始から8時間でウイルスの残存率を99.4%低減※3することを確認しました。

お問い合わせ先

三菱電機株式会社 中津川製作所 換気送風機製造部 換気扇技術第一課
TEL 0573-66-8241 FAX 0573-65-7306