新製品の特長
- 独自のハイブリッド導波路構造により、広動作温度範囲での高速動作を実現
- 高光出力に優れる埋込型レーザーと、高消光比※6・広帯域に優れるハイメサ型※7変調器を同一チップ上に集積した当社独自のハイブリッド導波路構造(図1)を採用
- レーザー部および変調器部の設計パラメータを最適化することで、5℃から85℃の広動作温度範囲で53Gbaud PAM4の高速動作(図2)を実現
- ※6
光信号を伝えるためのONとOFFの強度の比。一般に大きいほど信号品質が高く長距離伝送に適する
- ※7
コア層(導波路)と上下クラッド層の部分をメサ形状(断面を台形の形に加工)とした構造
- 広動作温度範囲により、光トランシーバーの低消費電力化と低コスト化に貢献
- 広温度範囲で動作することでチップの冷却機構が不要となり、データセンター内のシステム構成部品である光トランシーバーの消費電力とコストの低減を実現
サンプル提供の概要
製品名 | 形名 | 発振波長 | 動作温度範囲 | サンプル 価格 |
サンプル 提供開始日 |
広動作温度範囲 CWDM 100Gbps (53Gbaud PAM4) EMLチップ |
ML7CP70 | 1271 / 1291 / 1311 / 1331nm | 5℃~85℃ | オープン | 2021年 11月1日 |
お問い合わせ先
- 三菱電機株式会社 半導体・デバイス第二事業部 高周波光デバイス営業第一部
- TEL 03-3218-3687 FAX 03-3218-4862