三菱電機株式会社は、需要増加が見込まれるインドのFA制御システム製品の事業拡大に向け、インドの製造・販売拠点であるMitsubishi Electric India Pvt. Ltd.(三菱電機インド、以下、MEI)に約31億円を投資し、FA制御システム製品の新工場を建設します。
インドのFA市場は、自動車、食品・飲料、医薬品、データセンター、繊維などの業種を中心に、年率約8%の成長を続けており、今後もさらに市場拡大が見込まれます。
インドにおける当社のFA制御システム事業は、1990年代半ばに事業を開始して以降、2012年にインドのFA制御システム製品メーカーを買収し、開発拠点の開設やサービス拠点の拡充に加え、2013年にインドでの生産を開始するなど、継続的な事業体制強化を進めてきました。
当社は今回、インドのマハラシュトラ州プネ近郊に新工場を建設し、消費地での生産を拡大することで、今後の需要増加に対応した安定供給を実現し、インド政府のMake in India政策に貢献します。また、CO2排出量削減の取り組みを強化することで、カーボンニュートラルの実現を目指します。
新工場の概要
所在地 | インド共和国 マハラシュトラ州プネ |
敷地面積 | 約40,000m2 |
延床面積 | 約15,400m2、2階建て |
生産品目 | インバーターを中心とするFA制御システム製品 |
稼働開始 | 2023年12月予定 |
投資金額 | 約22億インドルピー(約31億円、土地・建物・生産設備を含む) |
脱炭素化への取り組み | 高効率の空調設備およびLED照明機器などの導入 |
SDGsへの取り組み | 工場排水の再利用(地下浸透処理および緑化) |
MEIの概要
社名 | Mitsubishi Electric India Pvt. Ltd.(三菱電機インド) |
代表者 | 田村 一彦 |
所在地 | インド共和国 ハリヤナ州グルグラム 3rd Floor, Tower A, Global Gateway, MG Road, Gurugram - 122002, Haryana, India |
出資比率 | 三菱電機アジア:58%、三菱電機:42% |
資本金 | 44億インドルピー(約66億円) |
設立 | 2010年9月21日 |
事業内容 | FA制御システム製品の開発・製造・販売・アフターサービス 空調機器、半導体の販売・アフターサービス 鉄道車両用電機品の製造・販売・アフターサービス |
お客様からのお問い合わせ先
- 三菱電機株式会社 名古屋製作所
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