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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

DS No.2408

米国レイセオンと戦闘機搭載レーダーの修理請負に向けた試験的な契約を締結

米空軍と米国同盟国軍の戦闘機搭載レーダー修理事業参画に向け、協業を開始

 

 三菱電機株式会社は、RTX Corporation(アールティーエックス コーポレーション、本社:米国バージニア州アーリントン、CEO:Christopher T. Calio)の事業部であるレイセオンと米空軍および米国同盟国軍が運用するF-15戦闘機搭載レーダーAPG-63(V)1の構成品であるトランスミッターの修理請負に向けた試験的な契約を締結しましたのでお知らせします。

 この契約は、当社が将来的にレイセオンから修理を請け負うことを目指し、レイセオンが当社の修理能力を確認するためのものです。当社は2004年からレイセオンと製造委託契約を締結しており、航空自衛隊が運用するF-15戦闘機搭載用レーダー・セットAN/APG-63(V)1のライセンス生産、修理を防衛省から請け負っています。この実績から、当社は米空軍と米国同盟国軍が運用する同型のレーダーについても、修理事業の参画を目指しており、今般、防衛省、防衛装備庁および航空自衛隊の協力も得て、レイセオンと試験的な契約締結に至りました。

 米軍装備品の修理事業への参画は、当社として初めての試みですが、修理事業への参画が実現した場合、当社が防衛省・航空自衛隊契約のもとで構築した製造・修理体制を活用できます。

 当社は防衛装備移転三原則に基づき、米軍装備品の修理事業への参画を通じて、日米安全保障の連携強化に貢献してまいります。

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