三菱電機株式会社は、従業員の自律的なキャリアデザインへの挑戦を後押しし、本業以外の職場および社外での経験・学びを新たな価値創出に活かすことを目的とした社内外副業制度「EGG(Expand your work for Growth & to Gain fulfillment)」を導入します。社内副業は今年10月からトライアル導入を始めており、2025年9月末までに正式導入予定です。社外副業は今月から運用を開始しています。

当社は、「人=将来の価値を生み出す資本」と捉える「人的資本経営」を推進しており、人的資本価値の最大化を通じて企業価値の持続的向上を目指しています。この実現に向け、「人と共に成長し、人財の力で未来を拓く」という当社人財の基本理念のもと、「自ら考え、主体的に行動し、挑戦し続ける」ことを「ありたい人財」の姿として掲げ、従業員一人ひとりが自身のキャリアに主体的に向き合い、開発していくキャリア自律の取り組みを加速しています。

その一環として今回導入する社内外副業制度「EGG」は、既存の社内異動制度の枠組みを拡張し、従業員が自らの意思で担当業務とは異なる社内の仕事に挑戦し業務の幅を拡大できる「社内副業」と、個人事業主やフリーランスなどで社外の業務を行う「社外副業」を総称したものです。「EGG」の導入により、従業員の新たな業務経験やスキル、知識の獲得による成長と、自律的なキャリアデザインによる心理的充足感やウェルビーイングの向上を通じて、個々人の成長とやりがいにつなげるとともに、本業における新たな価値創出に活かしていきます。

当社は今後も、多様・多才な人財が自律的にキャリアをデザインしながら能力を存分に発揮し、活躍できる環境を整備することで、従業員と会社のさらなる成長を実現し、事業を通じた社会課題の解決に貢献していきます。