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Voices

2024.11.05

北陸地域の文化や特徴に寄り添い共に発展を目指す、北陸支社の活動を力強く支える

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北陸地域の文化や特徴に寄り添い共に発展を目指す、北陸支社の活動を力強く支える

三菱電機には全国に支社、支店、製作所など多くの活動拠点があり、それぞれの場所で様々な活動を行っている。各所でどのような活動を行い、そこに従事する従業員はどのような思いを持っているのだろうか。今回は、北陸支社で総務部に所属して人事に関する業務を多岐にわたって担当する牧野真子さんと、事業推進部に所属して支社の営業活動を様々な形で支援している宮浦諒さんに話を伺った。

幅広い側面から従業員を支え続ける仕事

左から、総務部総務課の牧野真子さんと事業推進部企画課の宮浦諒さん

ー 最初に、北陸支社の主な事業について教えてください。

宮浦:北陸支社には、私の所属している事業推進部と、牧野さんの所属されている総務部の他に、電力部、社会システム部、FAシステム部と、合計5つの部があります。富山支店とも協力しながら、福井、石川、富山の北陸三県で様々なお客様とビジネスを進めています。

牧野:北陸支社には各部門の営業担当者がおりますので、製造業や電力会社、官公庁といったお客様に機械やシステムなどを納入するための営業活動を行なっております。事業推進部は、様々な事業に横串を刺すような活動をしたり、地域性のある新しい提案をしたりすることもあります。

ー 宮浦さんのお仕事内容はどのようなことですか。

宮浦:各部の営業担当者と連携して、エリアマーケティングや展示会の運営サポートなど、営業活動の支援をメインで担当しています。もう一つは、サッカーなどの地元スポーツチームや、「高校生WASHOKUグランプリ」という自治体の大会に協賛するなど、北陸地域での三菱電機のプレゼンス向上も目的としながら、地域発展のための支援活動も行っています。

ー 牧野さんはいかがでしょうか?

牧野:私は人事関連業務全般で、人事・研修・労政・福祉に関わっています。具体的には、新卒採用と経験者採用、異動手続きや人事処遇制度に関連する業務などです。その他、支社独自のものから全社的なものまで多岐にわたる研修の事務局や、親睦会の事務局なども手がけています。

ー 日々の業務には、どのような思いで取り組んでいますか?

牧野:北陸支社で働いている皆さんが働きやすいと感じて、よりご自身の業務に集中できるような環境づくりを目指しています。例えば、問い合わせにはスピーディに返信することを心がけていますし、何でも相談してもらえるような雰囲気作りのために、皆さんと積極的に雑談することもあります。

ー 手応えは感じますか?

牧野:日々の大小様々な問い合わせに対してすぐに返信できて、相手から感謝の言葉を頂けるとうれしいです。皆さんが業務に取り組みやすければ、その分皆さんのモチベーションにつながるでしょうし、それが最終的に会社の売り上げにつながっていくような、いい流れを作る一助になれればと思います。

ー 宮浦さんはいかがですか?

宮浦:営業活動の支援で心がけているのは、いかに営業担当者と同じ目線に立ち、求められる情報を渡せるかどうかです。営業の皆さんと密なコミュニケーションをとり、その案件において重要な情報に近づけるように、様々な情報をリサーチしたり、時には実際に足を運んでヒアリングをすることで、担当者に有益な情報を渡すようにしています。一方、地域発展の支援としては、地域の魅力を発信していくことを第一に考えながら、その活動を通じて地域に寄り添う企業として三菱電機という会社を知っていただくことを心がけています。

北陸支社の魅力をアップすることが、社会貢献にもつながっていく

ー これまでの業務を振り返って、印象的な出来事はありますか?

宮浦:先ほどお話しした「高校生WASHOKUグランプリ」は、私が社会人になって初めての対外的な業務ということで思い入れがあります。このイベントは、全国の高校生や調理師学校の方が集まって日本一を決める、いわば「和食の全国大会」のような位置付けです。和食は世界中から注目を集める文化ですが、大会を通じて情熱のある高校生たちと共に創造力を育んで、次世代の料理人を発掘・育成しようとしています。

ー 和食文化がとりわけ有名な、北陸地方ならではの催しですね。

宮浦:はい。三菱電機で働く上では、最先端技術や課題解決に向けた高度なソリューションを提供していくことが大切です。一方で、地域の伝統や文化を守り、次の時代につなげていくこと。その一助となるように支援を行い、地域に貢献することこそが、三菱電機北陸支社の使命であると考えています。こういった意識は、特に明文化はされていませんが、支社内でも共有されていると感じます。

ー 牧野さんの印象深いエピソードも伺えますか?

牧野:新卒採用活動の際ですが、三菱電機といえば「家電製品」のイメージが強く、社会のインフラを支えている印象が浸透しておらず、当社で働く具体的なイメージが湧かない、という学生の声を聞きます。その対策として、人材系企業主催の就活セミナーに参加するのはもちろん、大学側に働きかけることで三菱電機限定の説明会を積極的に開催し、多くの学生に三菱電機を知ってもらうような活動をしています。

ー 反応はどうですか?

牧野:まだまだですが、セミナーに参加していただいた学生が、「メーカーにあまり興味はなかったんですが、こんなに色々とできるんですね。楽しそうです」と言ってくれたのを聞いた時はうれしかったです。これからさらに三菱電機のプレゼンスを上げていけたらと思いました。北陸地方の学生は、比較的県外に出たがらないという傾向があるのか、全国に配属される可能性のある三菱電機は、正直なところ苦戦しています。ただ、やはり“人”が大切であると考えていますし、こういったことは一気に変わるものではなくてコツコツ続けることで変わっていくものだと思うので、少しずつでもより良い未来に向かっていければと考えています。

ー 未来という言葉も出ましたが、最後に将来実現したいことやその思いを教えてください。

牧野:北陸支社だけでなく、三菱電機全体がより魅力的な会社になるように、マイパーパスである「“ために”生きる」をモットーに業務に励みたいです。自分のためだけ、というのには限界があると感じていて、支社の皆さんのため、大きく言えば人や会社、社会のためであればどんなことでも頑張れるという思いをこのマイパーパスに込めています。いきなり社会に貢献するというのは実感が持てませんが、まずは自分のいる総務部、次は会社、そして社会に対して貢献していけたらと思います。仕事全般に言えることですが、一つひとつの積み重ねがいずれ大きな形で自分に返ってくると思います。成長を続けることが、結果として会社や社会への貢献につながると良いなと考えています。

ー 宮浦さんはいかがですか?

宮浦:北陸地域の発展を支え、共に歩んでいくことを考えています。その先に、地域の皆様から選ばれる会社として「三菱電機」を挙げていただけるよう、日々の業務に励みたいと思っています。そのためには、地域のことを知って皆様から信頼されることが不可欠です。「利他」の精神を持って、地域の文化を尊重しながら、地域の皆様に溶け込めるような関係性づくりを大切にしていきたいです。

掲載されている情報は、2024年8月時点のものです。

制作: Our Stories編集チーム

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