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2025.03.13

グリーンな社会の実現に向けた新しい価値創出を〜先端技術総合研究所が注力する3つの領域〜

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グリーンな社会の実現に向けた新しい価値創出を〜先端技術総合研究所が注力する3つの領域〜

2025年2月に先端技術総合研究所・高林幹夫所長が先端技術総合研究所のグリーン関連研究開発について発表いたしました。グリーンな社会を実現するために推進する3つの領域「グリーン by エレクトロニクス」「グリーン by デジタル」「グリーン by サーキュラー」と、その開発成果を紹介します。

研究開発事例紹介

ケミカルループ方式で高効率な「CO2還元技術」

地球温暖化の原因となるCO2削減に向けた取り組みが加速する中、三菱電機が保有する高度なシステム設計・制御技術と、東京科学大学が保有する化学プロセス技術を融合し、ケミカルループ方式によるCO2還元技術を開発しました。独自の酸素キャリア粒子を用いてCO2を還元し、化学品に再利用する新技術をご紹介します。

プラスチックリサイクル向け「スマート静電選別」

各産業界でプラスチックリサイクル率の向上が急務とされる中、混合プラスチック片を組成変動に合わせて自動選別できる「スマート静電選別」検証機を製作しました。選別前後の組成や比電荷をセンシングし、得られたデータをAIで学習して選別条件を自動制御することにより、オペレーションノウハウ不要で静電選別する新技術をご紹介します。

わずかな動きで発電する「電磁誘導発電モジュール」

省エネルギー化の推進に伴い、環境発電が注目を集める中、発電量の微弱さや不安定さといった課題を解決するために、従来の回転センサ用発電素子の1万倍以上の発電量を実現する「電磁誘導発電モジュール」を開発しました。そよ風や水流など、わずかな動きで発電することを可能にした新技術をご紹介します。

プレゼンテーション
先端技術総合研究所のグリーン関連研究開発—Future Unlocked

掲載されている情報は、2025年2月時点のものです。

制作: Our Stories編集チーム

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