岩橋 弘典 写真岩橋 弘典 写真

スケールの大きな舞台で人事を任せられる醍醐味経験者採用を大切にする風土も魅力です

三菱電機グループの生産性向上・ものづくり力の強化・環境経営戦略を立案推進する生産システム本部と、品質プロセス・品質風土改革を推進する品質改革推進本部。ここで人事業務全般に携わるのが、入社7年目の岩橋弘典。大手食品メーカーで研究開発に没頭していた岩橋が「人事」という仕事に興味を持ったきっかけ、知るほどに面白い人事の醍醐味、そして自身が感じた三菱電機ならではの魅力に迫ります。

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品質改革推進本部
生産システム本部

岩橋 弘典-Hironori Iwahashi-

  • 大手食品メーカー 入社研究開発職を経て人事/総務職に異動。採用や育成、人事処遇制度の運用などを担当
  • 2017年4月三菱電機株式会社 入社
  • 2017年4月~
    2020年3月
    先端技術総合研究所 総務部に配属。人事業務全般に携わる
  • 2020年4月~
    2022年3月
    生産技術センター 業務部で人事業務全般を担当
  • 2022年4月~
    2023年3月
    生産システム業務部にて人事業務全般を担当
  • 2023年4月~
    現在
    生産システム本部、品質改革推進本部で人事業務全般を担当

今までと異なる分野で自分の可能性を試してみたい

岩橋 子供のころから生き物が好きで、大学は理系の農学部へ進学。大学院まで微生物や遺伝子などバイオテクノロジーについて学びました。大学院卒業後、学んだことを活かすため大手食品メーカーに研究職として就職。食品に含まれる健康成分の解析・分析などを行う研究開発に携わりました。転機が訪れたのは入社4年目。定例の上司との面談で、私は人事/総務への異動を希望したんです。素晴らしい製品が必ずしも売れるわけではない──そんな研究開発の難しさにジレンマを感じており、一度、技術職から離れてみようかなと。今までとは異なる分野で、自分の可能性を試してみたいという思いもありました。

正解のない「人事」という世界の奥深さに引き込まれて

岩橋 これまでも微生物などの生き物に関わってきましたが、人事で関わるのは「人」という感情のある生き物。社員にとって希望と異なる異動の際には、会社としての方針を理解してもらわなければならなかったり、自身の業績評価に納得できなくても飲み込んで頑張ってもらわなければいけなかったり──そんな人事の難しさや一人では何もできない無力さに直面し、自分はいかに狭い世界で生きてきたのだろうと実感させられました。そういった矛盾をはらみながら物事を動かしていく人事という仕事は、ひとつの真理や正解を追求するサイエンスの世界とは対極にある、いわば正解のない世界。その奥深さに引き込まれ、とことん追求してみたいという思いに駆られたことが転職を考えたきっかけです。

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面接で感じた安心と信頼感に三菱電機への転職を決意

岩橋 転職先として希望したのは前職と同様に、目に見えるモノを世の中に提供し、人と社会に貢献できるメーカー系企業。その上で、さらにスケールの大きなフィールドを求め、三菱電機を志望しました。面接していただいた人事担当者は、入社後、私の上司になる方。面接を通じて「一緒に働いてみたい」と感じられたことで決心がつきました。プレッシャーを与えられるようなことは一切なく、時折お互いに笑顔で向き合えたことに安心感を覚えたんです。当時問題になっていた労務問題についても包み隠さず説明してくださり、その真摯な姿勢に対する信頼感も背中を押してくれました。

社員一人ひとりと一緒に考え悩みながら、目に見えない解を求めて

岩橋 三菱電機のスケール感は、やはり圧巻でした。最初に配属された研究所地区だけでも約2000人の社員がおり、ほかにも国内外に大規模な事業部や製作所などがいたるところに存在するわけですからね。研究所では新卒採用業務や異動のローテション、評価・査定、昇給・昇格といった人事制度の運用などに携わりました。本社の生産システム本部に異動してからは、本部全体の人事施策の取りまとめや人事部などの本社コーポレート部門の窓口業務、さらには本部にいる本社地区で勤務する社員の人事業務全般を担当。そのような役割を通じて、社員一人ひとりのエンゲージを高められるよう頑張っているところです。部内の管理職の方から人事にまつわるご相談をお受けし、一緒に考え、一緒に悩むことも多々あります。社内規則や法令に関することであれば解はあるものの、最適な異動先や新たな活躍を促すための処遇といった問題に解はありません。ある意味、心理学の素養が必要とされる局面も多く、それも人事の奥深さだと感じています。

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これからも三菱電機で働く仲間の幸せに貢献したい

岩橋人事の観点で三菱電機の魅力を語るとすれば、「経験者採用で入社した社員にもチャンスが多く、活躍のフィールドが広く用意されている」ということ。大企業ほど新卒入社から在籍する社員を重視する印象でしたが、当社には新卒・経験者採用を問わず平等に評価する風土があります。もうひとつ魅力に感じたのは、裁量の大きさです。本社コーポレート部門の取り決めを基本路線としながらも、各事業本部によって求める人財が異なるため、人事における裁量の多くが各事業本部に委ねられています。しかも、それぞれの事業本部がひとつの企業ほどのスケールですので、そのやりがいは計り知れません。当社で人事/総務職を検討されている方には、この「多様な人財を大切にする風土」「人事として裁量が大きい」という2点をぜひともお伝えしておきたいですね。人と向き合い、人に寄り添い、人から学ぶことの多い人事での経験は、私を人間として大きく成長させてくれました。これからも一人の人事パーソンとして、三菱電機で働く仲間の幸せに貢献していきたいと考えています。

1日の過ごし方は?

  • 08:30

    始業

    業務のメインは課内外との会議や打ち合わせ。メールチェックを済ませたら、資料の作成・確認など午前中のミーティングに備えます。

  • 09:00

    関係部署の人事担当者と打ち合わせ

    毎年4月と10月に社内での定期異動があるため、その時期が近づくと関係部署の人事担当者との調整を綿密に行います。

  • 10:00

    労働組合との打ち合わせ

    各事業本部と労働組合との懇談会が年2回行われるため、開催時期に合わせて週に1~2回ほど打ち合わせを行います。

  • 11:00

    資料作成

    内定通知書や労働条件通知書など、人事ならではの資料がたくさんあり、それらの作成も大切な業務となっています。

  • 12:00

    お昼休み

    ランチはオフィスまで届けてくれるお弁当を食べています。メニューも豊富で栄養バランスにも優れており大変満足しています。

  • 13:00

    課内会議

    週に1度、部内で業務の進捗状況や連絡事項を確認するため会議を実施。情報の共有を徹底しています。

  • 14:00

    社外との打ち合わせ

    三菱電機は経験者採用にも力を入れているため、人材紹介会社様などとの打ち合わせも頻繁に行います。

  • 17:30

    終業

    1日の会議・打ち合わせの内容を整理したら業務終了。退社後はスポーツジムで汗を流し、心身ともにリフレッシュ!

    • 08:30

      始業

      業務のメインは課内外との会議や打ち合わせ。メールチェックを済ませたら、資料の作成・確認など午前中のミーティングに備えます。

    • 09:00

      関係部署の人事担当者と打ち合わせ

      毎年4月と10月に社内での定期異動があるため、その時期が近づくと関係部署の人事担当者との調整を綿密に行います。

    • 10:00

      労働組合との打ち合わせ

      各事業本部と労働組合との懇談会が年2回行われるため、開催時期に合わせて週に1~2回ほど打ち合わせを行います。

    • 11:00

      資料作成

      内定通知書や労働条件通知書など、人事ならではの資料がたくさんあり、それらの作成も大切な業務となっています。

    • 12:00

      お昼休み

      ランチはオフィスまで届けてくれるお弁当を食べています。メニューも豊富で栄養バランスにも優れており大変満足しています。

    • 13:00

      課内会議

      週に1度、部内で業務の進捗状況や連絡事項を確認するため会議を実施。情報の共有を徹底しています。

    • 14:00

      社外との打ち合わせ

      三菱電機は経験者採用にも力を入れているため、人材紹介会社様などとの打ち合わせも頻繁に行います。

    • 17:30

      終業

      1日の会議・打ち合わせの内容を整理したら業務終了。退社後はスポーツジムで汗を流し、心身ともにリフレッシュ!

休日の過ごし方

初めての東京暮らしということもあり、休日は都内のあちこちへ足を伸ばし観光しています。また、昔からずっと趣味にしているのが登山。雄大な自然に身を置き、四季折々の景観を楽しみながら大地を噛みしめるように歩けば、ストレスも吹き飛んでしまいます!

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わたしたちの​三菱電機オノマトペ

三菱電機に転職して最初に感じたのは、やはりスケールの大きさです。そして、そこで働く人々が「イキイキ」していることも印象的でした。明るく前向きな仲間に囲まれ、私ももちろんイキイキとした毎日を送っています!

わたしたちの​三菱電機オノマトペ

記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。