製作所・研究所以外
通信システムエンジニアリングセンター
システムエンジニアリングのチカラで、
お客さまニーズを 未来を カタチに
概要
ICTコンサルタントとしてさらなる進化を目指して
通信システムエンジニアリングセンターは、2020年に新たな研究開発拠点として再スタートした。三菱電機の全12事業分野において、通信・映像技術を核に、様々なシステムの企画・提案から設計業務までを総合的に担っている。
「お客様の経営課題を解決するICTコンサルタントとして進化していく」という意思のもと、当社の研究所や製作所が保有する技術・製品はもとより、次世代の技術を取り入れ、優れたシステムエンジニアリング力と柔軟な発想で独創的なソリューションを提供している。
通信・映像技術を基盤に新たなシステムを創出
通信分野においては、光アクセスシステムを始め、IoTゲートウェイや列車無線など、産業・社会を支えるシステムを提供してきた。また、映像分野においては、最新の映像解析技術により、映像セキュリティー分野などで多くの成果を上げている。
今後もシステムエンジニアリングのプロ集団として、通信・映像技術を基盤に、急速度で開発が進む5GやAIなどの技術にも注力し、顧客満足につながる、さらには未来につながる新たなシステムの創出に取り組んでいく。
業務内容
通信・映像技術を核に、様々なシステムの企画・提案から設計業務までを総合的に担当
所在地
通信システムエンジニアリングセンター
〒100-8310
東京都千代田区丸の内二丁目7番3号(東京ビル)
通信システムエンジニアリングセンター(大阪)
〒530-8206
大阪府大阪市北区大深町4番20号(グランフロント大阪 タワーA)
CLOSE-UP TECHNOLOGY
最適なネットワーク構成を設計・構築
スマートメーターシステム
電力使用量の可視化や検針自動化を目的に導入が急速に進んでいるスマートメーター(通信機能付き電力量計)。計器からヘッドエンドシステム、メーターデータ管理システムまで、電力会社様向けにスマートメーターシステムに最適なネットワーク構成の設計・構築を行っている。豊富な経験と培ってきたシステムエンジニアリング力を活かし、これまでに数多くのシステムを提供してきた。
無線による双方向伝送で列車を制御
無線式列車制御システム
列車自らが位置を検知し、無線を使って車上・地上間の双方向伝送を行うことで列車を制御。信号機が不要になるなど地上設備のスリム化が可能になるほか、高性能な無線技術を活用した地上と車上間の連携により、高密度運転や自動運転、省エネルギー運転などにも対応。特に無線システムにおいては、電波伝搬シミュレーションや現地電界測定で、無線局配置の最適化にも取り組んでおり、社会にとって重要な交通インフラを支える、安定した高性能な無線システムを提供している。
製造業の生産効率改善に貢献
骨格情報応用システム
製造業の現場作業の高度化や省力化を支援するため、ネットワークカメラ映像を解析し、人の属性や動きを認識するシステムを始め、様々なソリューションを提案している。お客様と共同検証などを行うことで、現場のニーズをより深く理解し、最適なシステムを提供している。
水害から人・暮らしを守る
画像式水位計測システム
近年、気候変動により集中豪雨が増加しており、水害対策として国土交通省や地方自治体が整備する河川監視業務を支援している。映像解析により河川の水位を自動計測するシステムについての提案や事前検証・現地検証などを行っている。
社会の安心・安全のために
俯瞰映像合成システム
複数の監視カメラ映像を俯瞰(ふかん)・合成し、大規模監視カメラシステムにおける監視員の作業負荷を軽減できる。防犯対策として高まる監視カメラ需要に応え、システム提案や事前検証・現場検証などを行い、社会を守るシステムを提供している。