研究所・センター

統合デザイン研究所

デザインの行き先は、人。

“デザインの行き先は、人。”を理念に、統合デザイン研究所は1954年の設立以来、三菱電機の多彩な事業分野のデザイン開発を担ってきた。ユーザーに響く美しさを創り出すプロダクトデザイン、使いやすさ・分かりやすさを追及するインタラクションデザイン、多くの人が使えることを目指すユニバーサルデザイン、エスノグラフィーなど様々な手法により新たな経験価値を創造するユーザーエクスペリエンスデザイン、社会変化の兆しから未来価値洞察®を行い新規事業提案を行うソリューションデザインなど、統合的デザイン活動を行っている。

業務内容・製品

ユーザーエクスペリエンスデザイン、ソリューションデザイン、プロダクトデザインなどのデザイン関連活動

technology統合デザイン研究所の技術

01-06

PLACE

統合デザイン研究所

〒247-8501
神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号

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ユーザビリティワークショップ

使いやすく、わかりやすく、満足度の高い製品を開発

評価用プロトタイプを製作し、モデルユーザーによる評価実験を行っている。実験データを解析し改善指針を立案するユーザー参加型の開発プロセスを取り入れ、開発当初から各段階において、使いやすさの評価と改善提案を実施している。代表的なものとして、大画面表示の視認性や液晶テレビのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の評価、様々な状況下でのカーナビ操作性評価、エレベーター乗客の行動観察などがある。

ユーザーエクスペリエンスデザイン

新たな経験価値を創造する

徹底したユーザー視点で新たな経験価値を創造する。エスノグラフィーと呼ばれる行動観察手法にもとづくニーズ発掘や、アイデアの可視化で経験価値を共有し、提案を深度化。また、感性評価や生理計測を通じて、心地よい経験の数値的な裏付けにも挑戦。「翻訳サイネージ」では、生産現場の課題である外国籍従業員との円滑なコミュニケーションの実現に向け、大人数が参加する朝礼などで多言語を同時表示するシステムを開発した。

ソリューションデザイン

社会環境に対応する総合的な視野に立った提案

三菱電機の保有する強みや技術を統合し、顧客のベネフィットにつながるソリューション提案で競争力の高い製品やサービスの創出を支援するのも同研究所の役割。例えば、光のアニメーションを用いたサインを床面に表示し、多様な施設利用者の円滑な移動を支援する「てらすガイド®」なども、統合デザイン研究所の提案である。

プロダクトデザイン

ユーザーニーズや新しい技術を“カタチ”にする

市場の動向を注視しながら新しいライフスタイルを予測し、ユーザーニーズや新しい技術を製品としての“カタチ”にする提案をしている。企画からブランドプロモーションまで総合的な視野に立ち、細部までこだわったデザイン開発を行う。写真の海外向け冷蔵庫「HSシリーズ」では、デザイナーが各国の家庭や市場に実際に赴き調査をすることで、現地ニーズにマッチしたデザインを実現することができた。

インタラクションデザイン

ユーザーと製品とのコミュニケーションを図る

技術の発展によって複雑化する機能に対し、誰もが「分かりやすく」「使いやすく」「楽しく」操作できるようなインタラクションデザインを開発している。
病院で使用される多用途搬送サービスロボット「MELDY」は、周辺の人に圧迫感を与えないように優しさやぬくもりを感じるフォルムとし、若手からベテラン看護師まで迷わず操作できる直感的なUIによって「優しくて、力持ちで、寄り添ってくれる同僚」のようなデザインを実現した。

ユニバーサルデザイン

より多くの人が生活しやすい環境づくり

インクルージョンに配慮した社会が求められる中、使う人ひとりひとりの気持ちを大事にし、簡単で使いやすく識別しやすい表示や表現を追求することで、「より多くの人が満足するモノづくり・環境づくり」の実現を目指している。写真はエレベーター「AXIEZ」の操作ボタン。視覚障がい者への配慮として、立体的な数字の形状を工夫し、識別性の向上と押し心地の良さを追求した。

ユーザビリティワークショップ

使いやすく、わかりやすく、満足度の高い製品を開発

評価用プロトタイプを製作し、モデルユーザーによる評価実験を行っている。実験データを解析し改善指針を立案するユーザー参加型の開発プロセスを取り入れ、開発当初から各段階において、使いやすさの評価と改善提案を実施している。代表的なものとして、大画面表示の視認性や液晶テレビのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の評価、様々な状況下でのカーナビ操作性評価、エレベーター乗客の行動観察などがある。

ユーザーエクスペリエンスデザイン

新たな経験価値を創造する

徹底したユーザー視点で新たな経験価値を創造する。エスノグラフィーと呼ばれる行動観察手法にもとづくニーズ発掘や、アイデアの可視化で経験価値を共有し、提案を深度化。また、感性評価や生理計測を通じて、心地よい経験の数値的な裏付けにも挑戦。「翻訳サイネージ」では、生産現場の課題である外国籍従業員との円滑なコミュニケーションの実現に向け、大人数が参加する朝礼などで多言語を同時表示するシステムを開発した。