人に寄り添い、現場と向き合いながら、課題の本質を見抜ける技術者をめざして

三菱電機の自動車機器事業は、2024年4月より三菱電機モビリティ株式会社として新たなスタートを切りました。自動車産業のさらなる発展に貢献する新会社の姫路事務所で生産現場の改善に携わる西川が、会社の魅力、仕事のやりがい、未来への展望などについて語ります。

西川 穂乃香の写真

自動車機器事業本部
姫路事務所

西川 穂乃香–Nishikawa Honoka-

大学では、近代の日本語の文章を現代の言葉に自動翻訳する研究に没頭し、大学院まで進みました。
幼いころから自動車への関心が高く、自動車部品に携わることのできる当社を志望しました!

  • 2023年4月~
    2024年3月
    入社。情報システム部門に配属となり、ECU(エンジンコントロールユニット)を製造する部門の部品在庫管理業務の改善に従事。
  • 2024年4月~
    現在
    自動車機器事業の分社化に伴い、現在は三菱電機モビリティ株式会社へ出向中。

いい車づくりは、いい部品から。三菱電機で夢をかなえたい

西川私は愛知県名古屋市出身。その地域性もあって、子どものときから社会科見学などで自動車関連の技術に触れる機会が多く、自然と車好きになりました。そしていつしか、この興味は将来の目標に変わっていました。以前どこかで耳にした「いい車づくりは、いい部品から」という言葉がずっと胸に残っていて、自動車の世界で働くなら自動車づくりの土台を支える部品メーカーがいいなと思っていました。そんな私が当社を選んだのは、大手の電機メーカーとして家電製品をはじめ、さまざまな製品を作っていることはもちろん知っていましたが、希望する自動車部品も作っていると知ったからです。大学・大学院では、「近代の日本語の文章を現代の言葉に自動で翻訳する」という研究をしていたため、まったくの畑違いではありましたが、夢をかなえるために思い切ってエントリーしました。

日々いただく叱咤激励。その期待に応えられるように

西川エントリーしてすぐにリクルーターの方がつき、最終面接が終わるまでずっと親身にサポートしてくださいました。そうした人のあたたかさも、当社に感じる魅力のひとつです。入社して配属されたのは、情報技術を活用して工場全体の生産性向上・コスト低減活動に貢献する、社内の情報システム部門。縁の下の力持ちとして頑張るのが好きな私には、うってつけのセクションでした。私はそのなかで自動車に搭載されるECU(エンジンコントロールユニット)を製造する部門で業務DXを推進しています。部品保管エリア・ライン内における部品在庫の見える化、現場の在庫数の適正化により現場作業の効率化を図る役割を担っています。
いつも先輩や上司からは「作業者ファーストで考えなさい」「現場が抱えている課題の本質をとらえなさい」と叱咤激励をいただいており、その期待に応えられるよう頑張っているところです。

西川 穂乃香 写真
西川 穂乃香 写真
西川 穂乃香 写真
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憧れの先輩に近づけるよう、常に問題意識を持ちながら

西川入社2年目に入り、少しずつですが仕事の難しさ・面白さが見えてきたような気がしています。先輩や上司が口をそろえておっしゃる「改善施策はゼロから考えるところがいちばん難しくて楽しいんだよ」という言葉の意味も、もう少ししたら理解できるのかもしれません。まずは1日でも早く、難しい仕事ほど楽しめるような知識やスキルを吸収したいと思っています。幸い、目標とする先輩も身近にいます。いつもお世話になっている教育主任なのですが、その方が現場に現れるとどこからともなく「〇〇さん!」と声をかけられ、現場からも頼られている姿は私にとっての憧れです。この先輩に少しでも近づけるよう、常に問題意識を持ちながら仕事に取り組んでいきたいです。

過去の問題も包み隠さず伝えてくれる姿勢に希望を感じて

西川正直、入社前は不安もありました。そして、大手企業だけに、社風も少々お堅いのかな?と想像していたのですが、最初に接したリクルーターは本当に親切な方でしたし、先輩や上司もお堅いどころかフランクな人ばかり。私から送ったメールに対しても「もっとやわらかくフランクな文章でいいよ」と気遣ってくださいます。また、会社としての体質をよりよく改善していこうという姿勢もひしひしと感じます。過去の問題を動画にして、私たち新入社員に包み隠さず伝えてくれました。過去にこういうことを起こしたからこそ、もう二度と起こさないようにしようという強い意志を感じ「この会社はこれからもっとよくなる」と確信したことを覚えています。

西川 穂乃香 写真

人に恵まれた環境への恩返しを、自らの成長でかなえたい

西川そんなポジティブな空気に包まれているせいか、ここで働く人たちは本当に仲がいいと思います。とくに同期の連帯感は強く、寮で集まって飲み会を開くこともあるくらい。管理職の方々でさえ今でもプライベートで同期の仲間と旅行に出かけることがあるそうです。やりたかった仕事ができていること、やりがいのある環境で働けていることはもちろんですが、私が当社に入社していちばんよかったと思えるのは“人に恵まれている”ことかもしれません。お世話になっているたくさんの方々に恩返しができるよう、人に寄り添い、現場と向き合いながら課題の本質を見抜ける技術者になり、工場全体の生産性向上に貢献していきたいと考えています。

1日の過ごし方は?

  • 08:30

    始業

    会社が用意してくれたマンションからは徒歩10分ほどなので通勤はとても快適。出社後はメールチェックを手早く済ませて、1日のスケジュールを確認します。

  • 09:00

    生産現場の業務調査

    日々の仕事でいちばん大切にしているのは、現場の声に耳を傾けて問題点を把握すること。なるべく早く現場に足を運び、実際の作業を見たり、お話を伺ったりしています。

  • 11:30

    課内での進捗確認

    課内の全体会議が週に一度あり、加えて私の教育主任とのマンツーマンミーティングが週に一度あります。なお、教育主任への進捗報告は毎日欠かさず行っています。

  • 12:45

    お昼休み

    基本的に食事は自炊しているので、ランチはほぼ手づくりのお弁当。週末にまとめておかずを作り置きするのがルーティーンになっています。

  • 13:30

    業務改善施策の提案書作成

    午前中に行った業務調査をベースに、業務改善施策に向けた提案書を作成します。課題の本質をとらえた提案書を作成できるよう頑張っています。

  • 15:30

    生産現場との打ち合わせ

    作成した業務改善施策の提案書をもとに、生産現場の方と打ち合わせを行います。午前はインプット、午後はアウトプットというイメージです。

  • 16:30

    業務振り返り

    資料作成にかかった時間、現場へのヒアリングにかかった時間など、今日1日に自分が携わった仕事の記録をつけて振り返れるようにしています。

  • 17:00

    終業

    残業はほとんどなく、ワークライフバランスはとても充実しています。帰宅後はお料理をしたり、好きなタレントの動画を見たりして過ごしています。

    • 08:30

      始業

      会社が用意してくれたマンションからは徒歩10分ほどなので通勤はとても快適。出社後はメールチェックを手早く済ませて、1日のスケジュールを確認します。

    • 09:00

      生産現場の業務調査

      日々の仕事でいちばん大切にしているのは、現場の声に耳を傾けて問題点を把握すること。なるべく早く現場に足を運び、実際の作業を見たり、お話を伺ったりしています。

    • 11:30

      課内での進捗確認

      課内の全体会議が週に一度あり、加えて私の教育主任とのマンツーマンミーティングが週に一度あります。なお、教育主任への進捗報告は毎日欠かさず行っています。

    • 12:45

      お昼休み

      基本的に食事は自炊しているので、ランチはほぼ手づくりのお弁当。週末にまとめておかずを作り置きするのがルーティーンになっています。

    • 13:30

      業務改善施策の提案書作成

      午前中に行った業務調査をベースに、業務改善施策に向けた提案書を作成します。課題の本質をとらえた提案書を作成できるよう頑張っています。

    • 15:30

      生産現場との打ち合わせ

      作成した業務改善施策の提案書をもとに、生産現場の方と打ち合わせを行います。午前はインプット、午後はアウトプットというイメージです。

    • 16:30

      業務振り返り

      資料作成にかかった時間、現場へのヒアリングにかかった時間など、今日1日に自分が携わった仕事の記録をつけて振り返れるようにしています。

    • 17:00

      終業

      残業はほとんどなく、ワークライフバランスはとても充実しています。帰宅後はお料理をしたり、好きなタレントの動画を見たりして過ごしています。

休日の過ごし方

中学・高校・大学と続けてきた剣道。現在も当社の剣道部に所属し、週に一度、竹刀を握りながら気持ちのいい汗を流しています。本当は社会人になってまで続けるつもりはなかったのですが、大学ではコロナ禍で大会も中止になってしまい不完全燃焼に。稽古は厳しいけれど、とても充実しています!

西川 穂乃香 写真

わたしたちの​三菱電機オノマトペ

私たちが携わるものづくりはチームワークがとても大切。険しい顔をしている人には、やっぱり話しかけにくいですよね。ですから、私はなるべく笑顔を絶やさないよう心がけています。

わたしたちの​三菱電機オノマトペ

記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。