音楽・ビデオストリーミング配信が身近なサービスとなるにつれて、各家庭においても高速で安定した帯域が得られる家庭用光通信:FTTH(Fiber To TheHome)への関心が高まっています。
三菱電機は、2010年頃からFP-LD、DFB-LD、EMLおよびAPDといった光デバイスでFTTHの普及に広く貢献してきました。
現在、より高速な通信方式である10G-EPON、XG-PON等の導入が始まっています。
将来に向けてさらに高速なHS-PONの規格化議論も進んでおり、対応する製品ラインアップによりお客様のニーズにお答えします。
現在の第4世代移動通信システムに代わり、超高速移動通信・低遅延・超多接続といった特長をもつ第5世代移動通信システムの本格普及が見込まれています。
通信トラフィックの増大に伴い、基地局ネットワークを支える光デバイスにも、さらなる高速化・広温度動作・高信頼度が求められています。
三菱電機では業界標準TO56パッケージを用いて、25Gbps DFB及びEMLなど用途に応じた製品ラインアップを拡充し、さらに、将来を見据えて100GbpsEML CANの開発も進めており、今後ますます発展が見込まれる第5世代移動通信システムの基地局用途におけるお客様のニーズに対応していきます。
増え続けるインターネット上のSNS、写真、動画等のデジタルコンテンツを保管・配信する基盤として発展してきたデータセンターですが、近年ではオンプレミス型からクラウド型への移行と、クラウドサービスの拡充・普及により、クラウドサービスの基盤とインフラを提供するプラットフォームとして今後も伸長していく見通しです。
技術革新の進むデータセンター市場に向けて、三菱電機では化合物半導体の特長を活かした高速で低消費電力な光デバイス製品を提供していきます。
プロジェクターの光源には、ランプ光源と比べて表示できる色の範囲(色域)が広い発光ダイオード(LED)や半導体レーザーが用いられています。半導体レーザーはLEDに比べて低消費電力で高出力なほか、開放F値※の大きな光学系が使用でき、焦点調整の不要なプロジェクターを構成できる利点があります。
三菱電機は、カラープロジェクター用に鮮やかな赤色で視感度が高い波長640nm以下、出力3.8W(パルス駆動時)・2.1W(CW駆動時)のマルチモード半導体レーザーを提供しています。