出力制御について
出力制御について
再生可能エネルギー特別措置法に基づく再生可能エネルギー発電設備の接続申込に対し、新たな出力制御ルールに基づき、きめ細かな出力制御を行うことで、再エネ電源の最大限導入を進め、「安定供給」と「再エネの導入拡大」との両立を図るもの。
出典:資源エネルギー庁「再生可能エネルギー特別措置法施行規則の一部を改正する省令と関連告示」に関するニュースリリースより一部抜粋(2015年1月22日)
出力制御ルールの適用関係(2020年1月1日時点)
地域により対応が異なります。今後の各電力会社の対応については変更される場合があります。詳細は各電力会社のホームページなどでご確認ください。
電力会社 | 北海道 | 東北 | 北陸 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | 東京・中部・関西 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
50kW未満 | 出力制御適用 | 出力制御対象外 |
出力制御対応システム構成図
【重要】注意事項
- 出力制御に対応するためには、出力制御機能対応パワーコンディショナ(K3・K2シリーズ、L2・Lシリーズ)のほかに、出力制御ユニット(PV-DR006Lシリーズ)、インターネット環境の整備(お客様負担)などを含めた出力制御システム全体の構築が必要です。
- 旧機種パワーコンディショナ(G・Jシリーズ以前)、旧機種モニター(PV-DR001G、PV-DR003G/H、PV-DR004J/JA、PV-DR401以前)、およびパワーモニター(PV-DR005K)は、出力制御に対応していません。
- パワーコンディショナKシリーズ(PV-PN□□K/KX、PV-PS□□K※1)での出力制御対応は、三菱電機(株)の関連会社である三菱電機システムサービス(株)による、現地での対応(有料)が必要です。詳細は販売店へご相談ください。なおこの場合も、出力制御ユニット(PV-DR006Lシリーズ)、インターネット環境の整備(お客様負担)などを含めた出力制御システム全体の構築が別途必要です。
※1:□□は、定格出力電力(連系運転時)を指す数字です。
*パワーコンディショナ機種ごとの対応については下表をご参照ください。
出力制御機能付パワーコンディショナ対応機種一覧
出力制御機能付パワーコンディショナ (出力制御には①、②両方の対応機種が必要です。) |
||||
---|---|---|---|---|
①出力制御機能対応パワーコンディショナ (パワーコンディショナ本体) |
②出力制御ユニット (パワーコンディショナ本体以外で出力制御に必要な機器) |
|||
形名 | 導入方法 | 形名 | 導入方法 | |
対応機種 |
PV-PN30K3 PV-PN40K3 PV-PN44KX3 PV-PN55K3 PV-PSM45L2 PV-PSM55L2 PV-PSME45L2 PV-PSME55L2 PV-PN30K2 PV-PN40K2 PV-PN44KX2 PV-PN55K2 PV-PS40K2 PV-PS55K2 PV-PSME45L PV-PSME55L |
出力制御対応済み | PV-DR006L-SET(-Y、-M) | 出力制御対応済み *出力制御の要件変更に応じて、別途、各機器のソフトウェアアップロードが必要です。 |
ソフトウェアアップデートや |
PV-PN30K PV-PN40K PV-PN44KX PV-PN55K PV-PS40K PV-PS55K |
本体のソフトウェアアップデート(有料)により 出力制御対応可能※2 |
PV-DR006K | PV-DR006L-IFU-GW(-Y、-M)の追加 ①計測ユニットの交換 ②情報収集ユニットの追加 ③表示ユニットのソフトウェアアップデート |
HM-ST03(-E、-W) | PV-DR006L-IFU-MRC(-Y、-M)の追加 ①計測ユニットの追加 ②表示ユニットの追加 *情報収集ユニットのソフトウェアアップデートは自動的に行なわれます。(自動更新の設定をONにしておく必要があります。) |
|||
対応不可機種 |
上記以外のパワーコンディショナ | 対応不可 | 上記以外のモニター類 | 対応不可 *PV-DR006L-SET(-Y、-M)への交換が必要です。 |
※2: パワーコンディショナKシリーズ(PV-PN□□K/KX、PV-PS□□K)での出力制御対応は、三菱電機(株)の関連会社である三菱電機システムサービス(株)による、現地での対応(有料)が必要です。詳細は販売店へご相談ください。なお、この場合も出力制御ユニット(PV-DR006Lシリーズ)、インターネット環境の整備(お客様負担)などを含めた出力制御システム全体の構築が別途必要です。 □□は、定格出力電力(連系運動時)を指す数字です。
- 出力制御に対応するためには、出力制御機能対応パワーコンディショナ(K3・K2シリーズ、L2・Lシリーズ)のほかに、出力制御ユニット(PV-DR006Lシリーズ)、インターネット環境の整備(お客様負担)などを含めた出力制御システム全体の構築が必要です。
- 今後正式発表される出力制御の要件によっては、商品の仕様を変更することがありますので、ご了承ください。
出力制御に関するダイレクトメール
<モニター>電力会社より発送される出力制御に関するダイレクトメールの対応に関して
- 電力会社※1より出力制御対象の発電事業者様(太陽光発電システムを設置しているお客様)へ『太陽光発電の出力制御に関するお手続きについて』のダイレクトメールが発送されます。
- 出力制御対象の発電事業者様は、電力会社のダイレクトメールに従って対応する必要があります。
※1:北海道電力、東北電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を対象としています。(2020年1月1日時点)
出力制御対象の発電事業者様の対応概要※2
① | 発電事業者様が電力会社からダイレクトメールを受信 |
② | 発電事業者様がご購入の販売店様に連絡 |
③ | 「PCS出力制御対応機種一覧」により、三菱太陽光発電システムの出力制御対応方法を確認 *出力制御に対応するためには、出力制御機能対応パワーコンディショナ(K3・K2シリーズ、L2・Lシリーズ)のほかに、出力制御ユニット(PV-DR006Lシリーズ)、インターネット環境の整備(お客様負担)などを含めた出力制御システム全体の構築が必要です。 |
④ | 発電事業者様とご購入の販売店様間でご相談の上、電力会社のホームページより『出力制御機能付PCS仕様確認依頼書』フォームを確認および作成し、電力会社へ提出 |
⑤ | 対応方法に従い、出力制御機器を設置・設定 |
⑥ | 発電事業者様とご購入の販売店様間でご相談の上、電力会社のホームページより『出力制御機能付PCS切替完了届』フォームを確認および作成し、電力会社へ提出 |
⑦ | 完了 |
※2:出力制御に関する運用詳細は、各電力会社からのダイレクトメールやホームページをご確認ください。
【重要】
出力制御対応のお手続きが完了しない場合、電力会社が電気の購入開始ができないことや、連系後であっても電力会社との受給契約解除に至る可能性があります。受給契約が解除となった場合、現在の買取条件(調達価格等)が失われますので、ご注意ください。
詳細は、各電力会社のホームページをご確認ください
本件に係るお問合せ
三菱太陽光発電技術相談センター
0120-314-382ミツビシサンハツデン
受付時間/9~12:00、13~17:00(土日祝日・当社休業日除く)
※お問い合わせの際には、電力会社からのダイレクトメールや、現在設置されている太陽光発電システム構成の詳細が把握できる
資料をご準備いただきますとスムーズに回答ができますので、ご協力をお願いいたします。