無停電電源装置やフレキシブルワンタッチキーボードをご愛用のお客様へのお知らせ

注:フレキシブルワンタッチキーボードは、業務用の項目入力専用ワンタッチキーボードです

2003年6月

日頃は、弊社製品をご愛用いただき、誠に有難うございます。

さて、弊社が1999年7月~2001年11月までの期間中販売致しました無停電電源装置、1988年4月~2001年11月までの期間中販売致しましたフレキシブルワンタッチキーボード(業務用の項目入力専用ワンタッチキーボード)におきまして(詳細はこちら)、製品に使用されている電源コードセット(差込みプラグ・コードコネクタボディ・コードを一体成形した電源コード)が電気用品取締法や電気用品安全法に基づく適法な表示を果たさずに、出荷されていたことが判明致しました。
つきましては、弊社無停電電源装置やフレキシブルワンタッチキーボードをご愛用のお客様にかかる事実をお知らせするとともに、ここに深くお詫び申し上げます。当該電源コードセットは、電気用品安全法に基づく認定検査機関による試験を行い、安全性に問題の無いことを確認致しておりますので、引き続きご使用くださいますようお願い申し上げます。今後は、弊社製品をご愛用のお客様にご心配をお掛けすることがないよう、電気用品安全法の遵守のため、万全な管理体制を構築して参りますので、何卒ご理解を賜わりますようお願い申し上げます。
なお、当該電源コードセットを使用した製品による事故等の発生の報告はございません。

対象品

下記機種に同梱されていた電源コードセットが対象になります。

機種名 型番(MODEL) 製造番号(SERIAL) 備考 詳細な説明
無停電電源装置
(UPS)

無停電電源装置
FREQUPS-FシリーズUPS
FW-F10-0.3K
B△□××××××~
 ~K△□××××××
 (但し、K1Z×××××× 
以降は非対象)
※先頭の英文字は
アルファベット順です。

※△は製造年度の下1桁であり、
数字が入ります。
例).
  • 9は1999年
  • 0は2000年
  • 1は2001年

※□は製造月であり、
英数字が入ります。
例).
  • 1は1月
  • 9は9月
  • Xは10月
  • Yは11月
  • Zは12月

※×は通し番号であり、
数字が入ります。
製品及び電源コードセットの
詳細については、こちら
ご参照ください。

電源コードセット
電源コードセット外観
FW-F10-0.3K-B A△□××××××~
 ~E△□××××××
 (但し、E1Z×××××× 
以降は非対象)
FW-F10-0.5K B△□××××××~
 ~K△□××××××
 (但し、K1Z×××××× 
以降は非対象)
FW-F10-0.5K-B A△□××××××~
 ~E△□××××××
 (但し、E1Z×××××× 
以降は非対象)
シリアル拡張ユニット
FW-UES
A△□××××××~
 ~A△□××××××
 (但し、A07×××××× 以前及び、
A1Z×××××× 以降は非対象)
フレキシブル
ワンタッチキーボード

フレキシブルワンタッチキーボード
・M6955
・M6957
・M6135
・M6136
全て対象
全て対象
全て対象
44014-A×××

※上記×××には、数字が入ります。
  電源コードセット
電源コードセット外観

無停電電源装置の詳細説明

Q1. 電源コードセットとは、どういうものですか?

差し込みプラグ(電源側のプラグ)とコードとコードコネクターボディ(製品側のコネクタ)が一体になったものです。製品に対し、着脱可能な構造となっています。

電源コードセット

Q2. 法令違反となった電源コードセットの見分け方は?

当社の製品である無停電電源装置本体(FREQUPS-Fシリーズ)及びシリアル拡張ユニット(FW-UES)に同梱し出荷している電源コードセットで電気用品取締法および電気用品安全法に基づく正規の表示(三角逓マーク:通称 三角逓マーク、菱形ピー・エス・イーマーク:通称 菱形ピー・エス・イーマーク、<PS>E:通称 菱形ピー・エス・イーマークの代替記号等)が無く、ULマークやCSAマークのみが表示されている電源コードセットが対象となります。

<当該電源コードセット>

コードコネクタボディ 当該表示
部分拡大→
コードコネクタボディ
コードコネクタボディ
差し込みプラグ 当該表示
部分拡大→
差し込みプラグ
差し込みプラグ
キャブタイヤコード
キャブタイヤコード

Q3. 当該製品の型番(MODEL)および製造番号(SERIAL)はどのように確認すれば良いですか?

無停電電源装置本体(FREQUPS-Fシリーズ)の場合は左側面、シリアル拡張ユニット(FW-UES)の場合は上面に定格銘板が貼付されています。定格銘板内のMODEL、SERIARLを確認ください。

無停電電源装置の定格銘板貼付位置

無停電電源装置の定格銘板貼付位置

シリアル拡張ユニットの定格銘板貼付位置

シリアル拡張ユニットの定格銘板貼付位置

当該機種の型番(MODEL)と製造番号(SERIAL)
型番(MODEL) 製造番号(SERIAL)
FREQUPS-FシリーズUPS
FW-F10-0.3K
B△□××××××~
 ~K△□××××××
 (但し、K1Z×××××× 以降は非対象)
※先頭の英文字はアルファベット順です。
※△は製造年度の下1桁であり、数字が入ります。
 例). 9は1999年、0は2000年、1は2001年。
※□は製造月であり、英数字が入ります。
 例). 1は1月、9は9月、Xは10月、Yは11月、Zは12月。
※×は通し番号であり、数字が入ります。
FW-F10-0.3K-B A△□××××××~
 ~E△□××××××
 (但し、E1Z×××××× 以降は非対象)
※先頭の英文字はアルファベット順です。
※△は製造年度の下1桁であり、数字が入ります。
 例). 9は1999年、0は2000年、1は2001年。
※□は製造月であり、英数字が入ります。
 例). 1は1月、9は9月、Xは10月、Yは11月、Zは12月。
※×は通し番号であり、数字が入ります。
FW-F10-0.5K B△□××××××~
 ~K△□××××××
 (但し、K1Z×××××× 以降は非対象)
※先頭の英文字はアルファベット順です。
※△は製造年度の下1桁であり、数字が入ります。
 例). 9は1999年、0は2000年、1は2001年。
※□は製造月であり、英数字が入ります。
 例). 1は1月、9は9月、Xは10月、Yは11月、Zは12月。
※×は通し番号であり、数字が入ります。
FW-F10-0.5K-B A△□××××××~
 ~E△□××××××
 (但し、E1Z×××××× 以降は非対象)
※先頭の英文字はアルファベット順です。
※△は製造年度の下1桁であり、数字が入ります。
 例). 9は1999年、0は2000年、1は2001年。
※□は製造月であり、英数字が入ります。
 例). 1は1月、9は9月、Xは10月、Yは11月、Zは12月。
※×は通し番号であり、数字が入ります。
シリアル拡張ユニット
FW-UES
A△□××××××~
 ~A△□××××××
 (但し、A07×××××× 以前及び、A1Z×××××× 以降は非対象)
※先頭の英文字はアルファベット順です。
※△は製造年度の下1桁であり、数字が入ります。
 例). 9は1999年、0は2000年、1は2001年。
※□は製造月であり、英数字が入ります。
 例). 1は1月、9は9月、Xは10月、Yは11月、Zは12月。
※×は通し番号であり、数字が入ります。

Q4. どのような法違反ですか?

電気用品取締法 第27条、及び電気用品安全法 第27条1項「販売の制限」に規定された適正な表示の無い電源コードセットを国内にて販売しておりました。

Q5. いつ頃のものですか?

1999年7月から2001年11月出荷のものが対象となります。

Q6. どのような製品(機種)が対象になっていますか?

無停電電源装置本体(FREQUPS-Fシリーズ)及びシリアル拡張ユニット(FW-UES)に同梱し出荷している電源コードセットが対象です。

Q7. 現在の電源コードセットを使用しても問題ありませんか?事故などの危険はありませんか?

当該電源コードセットは、電気用品安全法に基づく試験を認定検査機関(財団法人電気安全環境研究所)にて実施し安全性に問題の無いことを確認致しておりますので、引き続きご使用いただけます。尚、当該電源コードセットによる事故などの報告は受けておりません。

Q8. 他の無停電電源装置は大丈夫ですか?

他機種についても、電気用品安全法に基づき、調査を致しましたが、電源コードセットにおいて表示違反等の法令違反はありませんでした。