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機器のこと、これで未然に
トラブルも防けんち。
工場や設備の生産性を向上!
機器の異常を素早く検知

機器異常の予兆を察知?!
AIが動作を学習

工場やプラントにおいて、機器や設備が止まってしまうことによる損失は深刻な問題。また、近年では、予め決められた時期に決められたメンテナンスを行う「時間を基準にした保全」ではなく、機器や設備などの状態に応じて必要なときに必要なメンテナンスを行う保全の最適化が進められている。そのため、機器の異常の予兆を高精度に検知できる技術が求められているんだ。今よりもその予兆がもっと正確にわかるようになるには…そう考えて開発されたのが「AIで異常を検知する診断技術」。センサーデータから、AIが機器の動作の移り変わりを学習して、動作ごとに適した検知条件を自動的に設定する、世界初の技術。これで工場の生産性も向上!なんつって。 ※2019年7月8日現在、当社調べ。

工場やプラントの健康管理、
検知の条件を自動設定

この技術はどこがすごいのか、もっと詳しくみていこう。例えば生産機器の動きがAからB、BからCに動作するときに、AとBとCのそれぞれに正常に動作する範囲が別々にあって、これまでの異常検知だと同一の検知条件では異常を正しく検知することができず、正常なデータを異常と判断する誤検知が起こっていた。そこで、三菱電機では独自のAI技術「Maisart®※」を使って、蓄積したセンサーデータからA・B・Cの動作の移り変わりを学習。各動作に最適な検知条件を自動的に設定する技術を世界で初めて開発したんだ。AIが機器の動作の移り変わりとともに検知条件を変化させることで、誤検知を防ぎ、正確できめ細かい異常兆候の検知ができるようになった。それにより、機器の異常を未然に把握することができ、停止時間の短縮や効率的なメンテナンスができるようになった、というわけだな。まさに、工場やプラントの健康管理をサポートする「かかりつけ医」のような存在。私のお腹まわりの異常も細かく検知してほしいぞ。

Mitsubishi Electric‘s AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。
全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド

「Maisart®(マイサート)」は三菱電機株式会社の登録商標です。

制御の根拠を
明示できるAI技術