「30%節電で30%増産」を実現!既設工場の“省エネ術”とは?
~群馬製作所編~

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群馬製作所の特色

群馬製作所

群馬製作所は群馬県太田市に位置する工場で、主力製品は、空気の熱でお湯を沸かすヒートポンプ技術を利用した「三菱エコキュート」です。

歴史ある群馬製作所の工場は建屋が古く、なんと1937年築の建屋もあり、今でも大切に使用しています。導入できる省エネ機器は限られるといった既設工場特有の悩みを持っていましたが、省エネ機器の製作所として自らの省エネに力を注ぎ、生産プロセスの改善や社員の意識変化によって、2011年度に「ピーク電力30%削減、生産は30%増産」を達成。工場全体で年間95万kWh弱もの使用電力削減を実現し、平成24年度省エネ大賞で「資源エネルギー庁長官賞(節電賞)」を受賞しました。

建屋が古くても、「できる対策」を積み重ねて大きな省エネ効果が!

既設工場でも高い省エネ目標を達成できる既設工場なりの省エネ対策がある。それを示したのが群馬製作所です。自然エネルギーを可能な限り取り入れたり、最新機器の導入で空調の効率を上げたり、電力使用を“見える化”しながら工夫を積み重ねました。その事例を紹介しましょう。

電力使用量の「見える化」で、ムダを知り、改善活動を進めたんじゃ

電力の使用状況を計測すれば、ムダがどこにあるか一目瞭然じゃな。群馬製作所では、2つのエネルギーマネジメントシステムを導入したぞ。一つは、ビル管理システム「Facima」で建屋別に使用電力がわかるんじゃ。もう一つは、設備単位でデータがとれる「SA1」。これらによって、省エネ改善を効率的に進め、ムダを徹底的に取り除いたんじゃ。

Facima
Facima
SA1
SA1

太陽光パネルを、屋根の補強なく設置したんだ

群馬製作所の工場は1937年につくられた木造だけど、屋根の強度が十分だったので補強なしで太陽光パネルを乗せることができたんだ。現在、工場6棟に合計3,203枚のパネルを設置していて、出力は740kW、発電による使用電力削減効果は年間740万kWhにもなる。削減できるCO2排出量は313トンさ。

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最新鋭の空調システムなのじゃ

エアー搬送ファン18台を設置し、工場内の熱気を効率よく換気しておるぞ。その上、空調機23台を高効率型に更新し、年間のCO2削減効果は27トンにもなるんじゃ。

工場で生産している「三菱エコキュート」が大活躍しているの

社員食堂の食器洗浄や部品加工ラインの洗浄工程に使うお湯の熱源を重油式ボイラー熱源からヒートポンプ方式の「三菱エコキュート」に交換したの。CO2排出量を年間7トン削減できたのよ。



省エネキャンペーン「Ene ダイエット MADEN」で、全員参加の仕組みを構築!

群馬製作所の通称は「馬電(までん)」。そこで働くすべての人の意識改革を目的とした省エネキャンペーン「Ene ダイエット MADEN」が、開始した2011年度にさっそく「30%節電で30%増産」という目標達成に大きく寄与しました。

標語コンテストで省エネへのモチベーションがアップしたわよ

「標語コンテスト」を実施したら全部で1,333件もの想いが作品になって集まったの。作品の一部は地元太田市の標語コンクールに応募されて、佳作にも選ばれたのよ。

毎月の壁新聞は、役立つ情報の宝庫!省エネ意識もグッとアップしたんだ

環境に関する法律や規制、省エネ事例を詳しく紹介した壁新聞「環境かわら版」を月に1回発行。省エネに向かう意識が全員に伝わって、一体感が生まれているんだ。


「Just In Time改善活動」が目標クリアの秘訣じゃ

Just In Time改善活動とは、徹底的にムダを省く活動の総称じゃ。この活動と社員全部門が参加した「電力削減コンテスト」を連動させて、年間、37,586kWhの電力量、15.9トンのCO2排出量削減に成功したんじゃ。

  • 2011年実績値。2010年との比較。

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