分解しにくい物質も電気の力で分解

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水のリサイクルは新次元へ
気液界面放電技術

コストカットと省エネを実現する気液界面放電技術

    工場廃水のここが困る!
  • 界面活性剤、農薬・医薬品やダイオキシン類など、分解しにくい「難分解性物質」がしばしば含まれる
  • それらの物質を完全に分解するには高いコストが必要。活性炭などに吸着して取り除くと、その活性炭がゴミになる
“OHラジカル”を高効率に生成。高度な水処理を低コストで実現。

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気液界面放電技術とは、酸素ガスと接する水の表面に放電することにより「OH ラジカル」を発生させる技術です。OH ラジカルは強力な酸化作用を持っており、難分解性物質に触れると、CO2 や水(H2O)に分解します(酸化反応)。

界面で反応しなかったOH ラジカルは互いに結合し、過酸化水素(H2O2)となり、水に溶け込みます。水の中には放電でできたオゾンがあり、オゾンと過酸化水素が反応すると再びOH ラジカルが生成するため、水中の難分解性物質も分解されます。

この方式は、従来の紫外線とオゾンを組み合わせた分解方法と比べて、エネルギーの使用量を半分、酸素の使用量を1/10 ほどに抑えることができ、コストが安いのが大きな利点です。活性炭などに難分解性物質を吸着させる方式と比べ、ゴミが出ることもありません。将来的に気液界面放電技術が普及すれば、廃水すべてをリサイクルする工場が生まれるかもしれません。


気液界面放電技術による水処理のイメージ
気液界面放電技術による水処理のイメージ

従来の処理方法では・・・
【研究開発】気液界面放電による新水処理技術


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