設備維持管理ソリューション
ヘリコプターからの撮影映像を無線でリアルタイム伝送し、同時に空撮映像の情報を地図上にリンク。現場の状況を地上で瞬時に把握することができます。
背景と適用分野
地上からの情報収集が困難な大地震や山林火災などの災害時に、三菱ヘリ映像応用被害判読システムは円滑な災害対応をサポートします。
- ヘリコプターから現場の映像を撮影して地上に伝送
- 地上でヘリコプター映像と地図情報を統合表示
適用分野例：大地震、山林火災、山岳事故、海難事故などの復旧活動
特長
空撮映像をリアルタイム表示
ヘリから撮影した現場の映像を無線で伝送し、地上でリアルタイムに確認することができます。
飛行位置・画枠表示
従来のシステムでは、映像のみを表示していたため、映像中の被災現場が特定できず、的確な作業指示を出す事が困難でした。
本システムでは、GPSから取得したヘリコプターの位置情報とカメラの撮影角度情報を映像と共に伝送することで、ヘリコプターの現在位置とカメラの撮影範囲を地図画面上に表示します。
これにより、ヘリコプターがどこを飛行してどこを撮影しているかを把握し、的確な作業指示と被害状況把握を行うことが可能となります。
映像を地図上に重ねて表示
従来のシステムでは映像から被害地点を特定することは困難でした。
本システムでは、撮影範囲に合わせて映像を変形し、地図上に重ね合わせて表示しますので、被害地点を容易に特定することが可能です。
また、重ね合わせた映像を確認しながら、地図上に被害状況のシンボルを登録することが可能です。
これにより、地域全体の被災状況を地図上で確認でき、被害の規模を自動的に集計できます。
適用例
自治体防災、消防、警察など
※本システムは、株式会社アルプス社製スタンダード道路地図を使用しています。
