三菱電機株式会社は、幹線ネットワークやルーター間の高速大容量通信に用いる光送信モジュールの新製品として、XLMD-MSA※1に準拠した1.3μm帯40Gbps※2用のEML※3モジュールを11月1日に発売します。
本製品は、CIOE※4（2011年9月6〜9日、於：中国・深圳）に出展します。
 |
| ※1： |
40Gbps Miniature Device Multi Source Agreement ：40Gbps光デバイスに関する業界標準仕様 |
| ※2： | Giga-bits per second：1秒間に10億個のデジタル符号を伝送できる通信レートの単位 |
| ※3： | Electro-absorption Modulator Laser：電界吸収型光変調器を集積化した半導体レーザー |
| ※4： | The China International Optoelectronic Exposition |
| 1． |
高い信号品質により、10kmの長距離伝送を実現
| ・ | 新開発の1.3μm帯EML素子により10kmの伝送後のペナルティ※51dB以下(典型値) |
| ・ | 高速動作(43Gbps)時の消光比※610dB(典型値)、マスクマージン※710％(典型値)の高い信号品質 |
| ・ | 高い信号品質により、従来比約5倍※8となる約10kmの長距離伝送を実現 |
|
| ※5： |
伝送前後の最小受信感度差で、値が小さいほど品質が優れる |
| ※6： |
光変調信号の発光/消光比で、値が大きいほど品質が優れる |
| ※7： |
伝送規格ごとに定められた光波形の品質を表す指標の一つで、値が大きいほど品質が優れる |
| ※8： |
1.55μm帯のモジュール「FU-697SEA」との比較 |
|
|
| 2． |
電気接続部に汎用インターフェースを採用
| ・ | デジタル信号処理回路との差動接続インターフェースに、SMPM型コネクタ※9を採用 |
| ・ | 光トランスポンダや光伝送装置の設計が容易 |
|
| ※9： |
65GHzまでの使用を可能とした極小サイズの同軸コネクタ |
|
| 製品名 |
形名 |
出力 |
サンプル価格
（税抜き） |
サンプル
出荷開始日 |
XLMD-MSA準拠ドライバー内蔵
1.3μm帯40Gbps用
EMLモジュール |
FU-497SEA-T2M1 |
0〜4dBm |
300,000円 |
11月1日 |
|
|
PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader（無料配布）が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。
リリース全文（PDF：235KB）
