三菱電機株式会社は、がん治療に使用される粒子線治療装置「MELTHEA(メルセア)」のラインアップとして、1室タイプの小型陽子線治療装置を製品化しました。これにより、都市部などの狭い敷地にも設置ができます。
新製品の特長
1. | 小型化により敷地スペースを約35%削減(平面タイプ)、都市部での設置に貢献
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2. | 低価格化により、導入が容易に
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当社の粒子線治療への取り組み
当社は、放射線治療と加速器の両分野で約40年にわたる実績とノウハウがあり、この2つの技術を組み合わせて粒子線治療装置を開発し、2002年に「陽子タイプ」の医療機器製造販売承認を取得しました。2005年には世界で初めて炭素イオンと陽子を選択できる「炭素イオン/陽子タイプ」の医療機器製造販売承認を取得し、2010年3月には炭素イオン単独の「炭素イオンタイプ」の医療機器製造販売承認を取得しており、これまで国内8施設で受注しています。今回1室タイプの小型陽子線治療装置を新たにレパートリーとして加えることにより、お客様の多様なニーズにこたえていきます。
当社は今後、粒子線治療装置の愛称を「MELTHEA(メルセア)」として拡販を図っていきます。
お問い合わせ先
三菱電機株式会社
原子力・医療システム事業部 先端・医療システム部
原子力・医療システム事業部 先端・医療システム部
TEL: (03)3218-2466 FAX: (03)3218-9027