ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2012年4月17日
生産No.1201

生産時と製品使用時の双方で取り組みを強化し「CO2削減貢献量の拡大」を目指す

三菱電機グループ「第7次環境計画」を策定

印刷用ページへ

 三菱電機株式会社は、三菱電機グループの環境経営における長期ビジョン「環境ビジョン2021」※1の実現に向けた、2012年度から2014年度までの3年間の活動計画「第7次環境計画」を策定し、4月から開始しました。

 生産時と製品使用時の双方で取り組みを強化し「CO2削減貢献量※2の拡大」を目指します。

※1: URL: http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/eco/plan/vision2021/
※2:旧製品から省エネルギー性能の高い新製品への置き換えで削減できたと見なすCO2の量

「第7次環境計画」で推進する項目と主な指標

1. 低炭素社会実現に向けた取り組み
製品の省エネ性能を向上させ、製品使用時のCO2排出量を2000年度比で平均27%削減(対象84製品)
生産時のCO2排出量を売上高原単位で2010年度比83%に改善(12.1万トンのCO2削減に相当)
2014年度末までに太陽光発電能力として国内グループ累計で14,100kW(キロワット)を確保(新たに6,400kW分を導入)
国内全ての大口契約拠点(契約電力500kW以上、グループ合計68拠点)へデマンド監視システムを導入することで、ピーク使用電力を統合管理するとともに、高効率な空調機器への入れ替えなどの節電策を推進することで、CO2削減を推進
CO2以外の温室効果ガス(SF6、PFC、HFC)※3を2005年度比70%削減(CO2換算)
※3 SF6: 六フッ化硫黄、PFC:パーフルオロカーボン、HFC:ハイドロフルオロカーボン
2. 循環型社会形成に向けた取り組み
発生した廃棄物の分析と分別の徹底を推進し、事業所における最終処分率低減を推進
(当社:0.1%未満を維持、国内関係会社:0.1%未満、海外関係会社:1.0%未満)
製品の小型・軽量化により、資源投入量を2000年度比39%削減
レアアース磁石回収やリサイクル材の適用拡大など、製品3R※4の推進
※4: Reduce(廃棄物の発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)
3. 環境経営基盤の強化と環境関連事業の拡大
省エネ、廃棄物管理、公害防止などの専門スキルを持って、グループ全社の指導にあたる「環境エキスパート」を育成し、環境管理体制を強化。また、地域社会と協力した自然保護活動をグローバルに展開
欧州RoHSⅡ、REACHなどの製品含有化学物質規制への対応を強化
スマートグリッド・スマートコミュニティ関連製品などで、リサイクル材の適用や省エネ性能などを含め、革新的に高い環境性能を持つ製品を創出し、グローバルで環境関連事業を拡大

「第7次環境計画」の背景

 三菱電機グループでは、1993年から3年ごとに具体的な活動目標を定めた「環境計画」を策定し、環境経営の向上に取り組んでいます。2009年から取り組んだ「第6次環境計画」では、生産時に排出されるCO2を10.3万トン削減するなど、各活動項目で目標を達成する見込みです。

 「グローバル環境先進企業」を目指し、これまでの成果、節電対策で培った運用実績とノウハウおよび電力供給問題などの社会情勢の変化を踏まえて「第7次環境計画」を策定し、4月から開始しました。

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。