三菱電機株式会社は、グローバルでの市場成長が期待されるFA(ファクトリーオートメーション)事業の更なる拡大に向けて、Mitsubishi Electric India Pvt. Ltd.内にFA開発センターを3月1日に設置します。成長著しいインド市場への対応に加え、グローバル市場に向けた開発力を強化します。
設立の狙い
インドFA市場は、自動車・繊維・製薬・食品産業向けを中心に高い成長が続いており、当社は、2012年に現地FA機器メーカーを買収するなど、継続的に事業体制の強化を図っています。
今回、更なる事業拡大に向けて、現地総合販売会社のMitsubishi Electric India Pvt. Ltd.内にFA開発センターを設置し、マーケティング部門との連携によるインド市場固有ニーズの収集とシーケンサ・表示器を中心としたインド市場向け開発を行います。加えて、グローバル市場対応の開発拠点として、欧州・北米・中国の海外開発拠点※1と連携しながら、FA機器用共通技術の開発を進めていきます。
今回、更なる事業拡大に向けて、現地総合販売会社のMitsubishi Electric India Pvt. Ltd.内にFA開発センターを設置し、マーケティング部門との連携によるインド市場固有ニーズの収集とシーケンサ・表示器を中心としたインド市場向け開発を行います。加えて、グローバル市場対応の開発拠点として、欧州・北米・中国の海外開発拠点※1と連携しながら、FA機器用共通技術の開発を進めていきます。
- ※1:海外開発拠点:欧州FA開発センター(ドイツ:デュッセルドルフ)、北米FA開発センター(アメリカ:ボストン・シカゴ)、中国設計センター(中国:大連)
Mitsubishi Electric Indiaの概要
社名 | Mitsubishi Electric India Pvt. Ltd. |
代表者 | 山部 真司 |
所在地 | インド共和国 ハリヤナ州グルガオン |
出資比率 | Mitsubishi Electric Asia Pte. Ltd. 70% 三菱電機株式会社 30% |
資本金 | 18億インドルピー(約31億円) |
設立 | 2010年9月 |
事業内容 | 空調システム、FA製品、パワー半導体、映像情報機器の販売及びサービス |
三菱電機インドFA開発センターの概要
所在地 | インド共和国 マハラシュトラ州プネ 18 Electronic Sadan 3, M.I.D.C. Bhosari, Pune - 411026, Maharashtra |
業務開始日 | 2013年3月1日 |
人員 | 設立時:37名(うち邦人2名) |
業務内容 | インド市場向けシーケンサ・表示器の開発および、グローバル市場対応共通技術(FA機器用プログラミング環境、産業用ネットワーク等)の開発 |
三菱電機インドFA開発センター