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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2013年7月3日
開発No.1312

国内初、クラウドで機密情報を暗号化したまま検索とアクセス制御の両立を実現

「秘匿検索基盤ソフトウェア」を開発

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 三菱電機株式会社は、クラウドサービス(以下「クラウド」)にて、機密保護のために暗号化した情報を復号せずに検索でき、かつ検索者を限定することができる「秘匿検索基盤ソフトウェア」を国内で初めて開発しました。本開発は、「マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2013)シンポジウム」(7月10日〜12日、於:十勝川温泉ホテル大平原)にて紹介します。

開発の特長

  1. 強固な暗号技術によりクラウドの機密保護を実現
    • クラウドのデータベースを暗号化し、検索中に復号せずにキーワード検索を実現
    • データベースの暗号化の際に、アクセスできる企業側部署を限定でき、より強固な機密保護を実現
  2. 検索性能1〜3秒以内(従来比数百倍高速化)の実用的な性能を達成
    • 暗号化されたデータから検索を高速化する索引データを自動的に生成
    • クラウドのサーバーが持つ並列実行能力を生かす自動並列処理機能を搭載
  3. 企業側PCに専用アプリケーションの導入は不要
    • ブラウザーから利用できるように本基盤ソフトウェアをブラウザープラグインとして実装
    • サービス開発者はデータベース操作言語SQLを利用したプログラム開発が可能

今後の展開

 2014年度を目標に製品への適用を目指します。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所

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