ニュースリリース

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2014年9月25日
社会No.1413

日本メーカー初 ドイツ高速鉄道市場で推進制御装置を受注

ドイツ鉄道向け 高速鉄道車両用電機品更新事業受注のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn AG、以下DB社)から高速鉄道車両ICE-2(Intercity-Express 2)向け車両用電機品の更新事業を総額約30億円で受注しましたのでお知らせします。

DB社 高速鉄道車両ICE-2

DB社 高速鉄道車両ICE-2

受注の概要

 高速鉄道車両ICE-2は1997年から営業運転を開始し、ドイツ全域で運転されています。
 このたび、DB社は高速鉄道車両ICE-2の先頭車両向け推進制御装置のリニューアルにあたり国際入札を行い、当社は信頼性・消費電力低減・保守性・納期・価格の面から総合的に高い評価を受け、選定されました。本装置は、IGBT素子の採用により、消費電力低減と信頼性向上を実現し車両寿命の延命に貢献します。本件では機器供給に加え、車両への取付け・走行試験・車両全体の認証再取得を行います。
 本格運用に先立ち、高速鉄道車両2編成分について性能評価を行った後、残り44編成分を順次投入していく予定です。

 当社は1967年にスペイン国鉄向け電機品を納入して以来、欧州市場での拡販に取り組んでまいりました。このたび、欧州メーカーが独占するドイツ高速鉄道市場において、日本メーカーとして初めて推進制御装置を受注しました。欧州で最長路線距離を誇るDB社での受注を契機に、欧州市場への取り組みをさらに強化してまいります。

発注者 ドイツ鉄道(Deutsche Bahn AG)
受注規模 高速鉄道車両ICE-2 46編成(92台)分の推進制御装置
受注総額 約30億円
納期 2016年度から2018年度

ドイツ鉄道の概要

運営会社 ドイツ鉄道(Deutsche Bahn AG)
設立 1994年1月1日
従業員数 22万9千人
本社所在地 ドイツ ベルリン
路線距離 約33,400km(欧州最長)

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