リリース全文（PDF：322KB）三菱電機株式会社は、インドでの交通システム事業を拡大するため、インド・カルナタカ州ベンガルール（バンガロール）に鉄道車両用電機品の新工場を建設します。投資金額は約9億円で、2015年12月の稼働開始を予定しています。鉄道インフラの需要が拡大するインドでの地下鉄・機関車等の大型案件への対応強化と保守事業の取り込みを図り、インド市場における交通システム事業の売上高を2014年度100億円規模（見込み）から2020年度200億円規模への倍増を目指します。
新工場のイメージ
工場設立の背景
経済発展が著しいインドでは、人口増加・物流需要拡大・環境問題への対応などを背景に、社会インフラの整備が急務となっています。特に、環境負荷が低い、大量輸送手段である鉄道への期待は高く、各都市で導入計画が具体化しており、日本からの円借款による国家的な鉄道建設プロジェクトも計画されています。
当社は、2020年度の交通システム事業の売上目標である3,200億円の達成に向けて鉄道車両用電機品の生産・販売体制の整備を進めています。今回、三菱電機インド内に鉄道車両用電機品の新工場を設立することにより、インド市場での生産・販売・保守体制を構築し、現地に密着した対応を強化することで、インドでの事業拡大を目指します。
新工場の概要
| 場所 | インド共和国 カルナタカ州ベンガルール（バンガロール） |
| 建屋床面積 | 4,605㎡ |
| 事業内容 | 推進制御装置、補助電源装置、主電動機の組立・試験および修理・保守 |
| 投資額 | 約9億円（541百万インドルピー） |
| 工場完成予定 | 2015年9月 |
| 稼働開始 | 2015年12月 |
| 従業員数 | 約50名（稼働開始時） |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 社会システム海外事業部
TEL: (03)3218-1415 FAX: (03)3218-9048
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