三菱電機株式会社は、板金加工における多様なニーズに対応するため、ファイバーレーザー加工機のラインアップを出力・ワークサイズ別に2機種から10機種に拡充し、2015年度のファイバーレーザー加工機の生産を150台に拡大します。
ラインアップ拡充・生産拡大の狙い
近年、世界各国の電力価格高騰を背景に、板金加工において消費電力の少ないファイバーレーザー加工機の需要が拡大しています。また、ファイバーレーザー加工機は現在主流の炭酸ガスレーザー加工機に対して、ランニングコスト・切断速度・メンテナンス性・高反射材の加工の面ですぐれており、今後の加工機の主力として自動車・建機・農機など幅広い産業分野で注目されています。
当社は、ファイバーレーザー発振器を搭載した「NX-Fシリーズ」をフラッグシップマシンとして2012 年度に発売しました。今後の多様なニーズに対応するため、2015年度に、ファイバーレーザー加工機を出力・ワークサイズ別に2機種から10機種に拡充し、フルラインアップで事業展開します。
また、レーザー加工機を製造する名古屋製作所の生産ラインを増強し、2015年度のファイバーレーザー加工機の生産を150台とし、2016年度以降もさらなる拡大を図ります。
これにより、当社はレーザー加工機の販売台数のうちファイバーレーザー加工機が占める比率を、2016年度に30%へ拡大します。
当社は、ファイバーレーザー発振器を搭載した「NX-Fシリーズ」をフラッグシップマシンとして2012 年度に発売しました。今後の多様なニーズに対応するため、2015年度に、ファイバーレーザー加工機を出力・ワークサイズ別に2機種から10機種に拡充し、フルラインアップで事業展開します。
また、レーザー加工機を製造する名古屋製作所の生産ラインを増強し、2015年度のファイバーレーザー加工機の生産を150台とし、2016年度以降もさらなる拡大を図ります。
これにより、当社はレーザー加工機の販売台数のうちファイバーレーザー加工機が占める比率を、2016年度に30%へ拡大します。
ラインアップの概要
出力 | ワークサイズ | ||
3.0m×1.5m | 4.0m×2.0m | 6.0m×3.0m | |
6kW級 | 2機種 (−) | 1機種 (−) | 1機種 (−) |
4kW級 | 2機種 (1機種) | 1機種 (−) | 1機種 (−) |
2kW級 | 2機種 (1機種) | − | − |
- ( )内は2014年度におけるラインアップ