三菱電機株式会社は、100Mbpsの汎用Ethernet通信を用いた産業用オープンフィールドネットワーク「CC-Link IEフィールドネットワークBasic」に接続対応するシーケンサ(プログラマブルコントローラ)、サーボアンプ、表示器やインバーターなどのFA(ファクトリーオートメーション)製品を10月31日から順次発売します(合計194機種)。
e-F@ctory(イーファクトリー)※1の適用範囲をさらに拡大することにより、ものづくりのIoT化を推進し、生産現場・設備の見える化や高効率化の実現に貢献します。
- ※1 FA技術とIT技術を活用し開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するソリューション
CC-Link IEフィールドネットワークBasicの導入メリット
- 専門知識がなくても短時間でシステム構築が可能
- ・従来、ネットワーク対応が困難だった機器や小規模な装置に対応
- ・「CC-Link IEフィールドネットワーク」※2の特長を継承しており、パラメーターの一括設定
により、Ethernetの専門知識がなくても簡単にネットワーク設定が可能 - ・さらに、リンクデバイスの点数やアドレスの自動設定などにより、システム構築工数を4割
削減※3
- ※2 コントローラーと機器をつなぐ1Gbpsの汎用Ethernet通信を用いたオープンフィールドネットワーク
- ※3 CC-LinkとCC-Link IEフィールドネットワークBasicの当社エンジニアリングツールのパラメーター設定項目数を比較した場合
- 自由度の高いネットワーク構築を実現
- ・汎用Ethernetの活用により、上位ITシステムから生産現場の機器まで一本のネットワーク配
線で接続でき、低コスト化を実現 - ・「CC-Link IEフィールドネットワーク Basic」接続に対応するFA製品のラインアップ拡充
により、自由度の高いネットワーク構築が可能
- ・汎用Ethernetの活用により、上位ITシステムから生産現場の機器まで一本のネットワーク配
発売の狙い
製造業では、生産現場の見える化による生産性の向上、トレーサビリティの実現、設備故障に対する予防保全などニーズの多様化・高度化に伴い、大規模生産設備だけでなく、小規模生産設備においてもIT・IoTの活用が拡大しております。当社は今回、100Mbpsの汎用Ethernet通信を用いた産業用オープンフィールドネットワークである「CC-Link IEフィールドネットワーク Basic」接続に対応するFA製品を順次発売します。これにより、e-F@ctoryの適用範囲を小規模装置まで拡大し、生産現場・設備の見える化や高効率化の実現に貢献します。
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 機器計画部
TEL: (03)3218-6610 FAX: (03)3218-6823