ニュースリリース

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2017年2月27日
FA No.1701

e-F@ctoryの導入を支援し、ものづくりのIoT化をさらに推進

三菱電機とコグネックスがビジョンセンサ事業で連携強化

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　三菱電機株式会社は、ビジョンセンサ※1・コードリーダ※2事業で高い技術力を有すコグネックス株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：ディディエ・ラクロワ、以下コグネックス社）との連携を強化し、生産現場で使用されるFAセンサ事業の拡大を目指します。
　その第一弾として、液晶・半導体・自動車・電子部品などの製造現場に使われる「MELSENSORビジョンセンサVS20」5機種を4月1日に発売します。本製品でお客様のe-F@ctory（イーファクトリー）※3導入を支援し、生産性や品質向上に貢献します。

  • ※1カメラで撮影した画像を用いて、対象物の有無・差異・位置などを判別するセンサ
  • ※2二次元コードなどを光学的に読み取り、文字・数字・記号などを認識するセンサ
  • ※3FA技術とIT技術を活用し開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するソリューション
「MELSENSOR ビジョンセンサVS20」とe-F@ctory概念図

「MELSENSOR ビジョンセンサVS20」とe-F@ctory概念図

三菱電機とコグネックス社との事業連携強化

　当社とコグネックス社は、従来からFA製品とビジョンセンサ製品の連携を進めてきましたが、今回、日本市場向けにビジョンセンサ・コードリーダ製品を連携して開発し、「MELSENSOR」として製品化することに合意しました。今後は、三菱シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズ」や表示器「GOT2000シリーズ」との接続性のさらなる向上により、シームレスな通信を実現すると同時に、ロボット「MELFA-Fシリーズ」や複雑な位置決め制御を行うモーションコントローラなどとの連携強化により、生産ラインの立ち上げ期間を短縮し、生産性や品質の向上に貢献します。今後もさらに新製品の開発連携を拡大していきます。

新製品の特長（コグネックス社との事業連携強化の第一弾）

  1. 当社シーケンサとの高い接続性により、画像データをシームレスに収集・管理
    • ・SLMP※4対応により当社シーケンサと容易に接続でき、生産現場の画像データをシームレスに収集・管理
    • ・シーケンサからビジョンセンサの制御・監視・検査結果の取得と、パラメータ変更が可能
    • ※4Seamless Message Protocol： Ethernet製品とCC-Link IE対応機器でのネットワークの階層・境界を意識しないアプリケーション間の通信を可能にする共通プロトコル
  2. コントローラ・照明一体型のコンパクトサイズで、省スペース化を実現
    • ・手のひらサイズのコントローラ・照明一体型により、狭いスペースに設置可能
    • ・お客様の設置環境や測定物に合わせてレンズ・照明のカスタマイズが可能

発売の概要

製品名 希望小売価格（税抜き） 発売日
MELSENSOR
ビジョンセンサVS20（5機種）		 オープン価格 2017年4月1日
お問い合わせ先
三菱電機株式会社　機器計画部

TEL: (03)3218-6610　FAX: (03)3218-6823

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