三菱電機株式会社は、ファイバー二次元レーザー加工機のグローバル戦略機種「eX-Fシリーズ」の新シリーズとして、新型制御装置「D-CUBES(ディーキューブ)」の搭載により生産性・作業効率をさらに向上した「eX-F D-CUBESシリーズ」3機種を6月1日に発売します。
新製品の特長
- 新型制御装置「D-CUBES」により、生産性をさらに向上
- ・サーボモーターの応答を予測する独自の新軌跡制御技術により、軌跡精度を維持したまま加工速度を高速化し、薄板加工時間を最大26%短縮※1
- ・独自の新トレース制御技術によりZ軸の追従性を向上し、最大加工速度10%向上※2
- ※1当社ファイバー二次元レーザー加工機の従来機で当社指定形状を加工した場合の比較
- ※2当社ファイバー二次元レーザー加工機の従来機でステンレス1mmを加工した場合の比較
- AR(拡張現実)と新型制御装置「D-CUBES」により、作業効率を向上
- ・加工機内を加工テーブル真上から俯瞰した画像で表示する独自のAR新技術「MEL'S AR」(オプション)により、端材を使った加工の段取り時間を大幅削減※3
- ・19インチ大画面タッチスクリーンとチルト構造の採用に加えて、操作スイッチを最小限とすることにより、オペレーターの操作性を向上
- ・オペレーターのスタイルにあわせたホーム画面の変更により、画面遷移回数を最大90%削減
- ※3「MEL'S AR」非使用時との比較
- 8kW出力レーザー発振器の搭載により、加工能力の向上と省エネを実現
- ・軟鋼9mm厚の加工速度を1.4倍に高速化※1 することで加工時間を19%短縮※4 するとともにランニングコストを18%削減※5
- ・高出力レーザーと当社独自の加工ヘッド「ズームヘッド」によるビーム品質の最適化により、加工面粗度を従来比43%改善※1
- ※4当社ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015eX-F60」との比較
- ※5当社ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015eX-F60」で軟鋼9mmを窒素切断した場合との比較
発売の概要
製品名 | 形名 | 制御装置 | レーザー発振器出力 | 発売日 | 生産台数 |
eX-Fシリーズ | ML3015eX-F40 | D-CUBES | 4kW | 6月1日 | 年間 100台 |
ML3015eX-F60 | 6kW | ||||
ML3015eX-F80 | 8kW |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部
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