ニュースリリース

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2017年7月12日
FA No.1710

FAシステム事業拡大に向けた開発・設計環境を整備

名古屋製作所「第二FA開発センター」竣工のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、名古屋製作所(愛知県名古屋市)内に建設していたFA(ファクトリーオートメーション)機器の開発・設計棟「第二FA開発センター」が7月12日に竣工しましたのでお知らせします。順次稼働を開始し、FAシステム事業の規模拡大に対応します。

「第二FA開発センター」外観

「第二FA開発センター」外観

FA開発センターの概要

所在地 愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号(名古屋製作所内)
建築面積 約4,800 m2(延床面積 約31,400 m2
構造 鉄骨造、地上7階建
主な建物用途 FA機器の開発・設計・評価、共同開発ルーム
投資額 約100億円
環境・省エネ対策 ・e-F@ctory(イーファクトリー)※1を活用したエネルギー管理システム
・CASBEE名古屋※2(建築物環境配慮制度)で最高評価Sランクを取得
  • ※1e-F@ctoryとは、FA技術とIT技術を活用し、開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するFA統合ソリューション提案
  • ※2CASBEE名古屋とは、名古屋市が条例に基づき、建築物の環境配慮措置の届け出を定めた制度。環境配慮措置の評価にCASBEE®(キャスビー:建築環境総合性能評価システム)をベースとしたツールを使用

背景と狙い

 近年、製造業ではIoT(Internet of Things:モノのインターネット)を活用した生産性・品質の向上への取り組みが加速しています。当社は、名古屋製作所内に2001年に竣工したFA開発センターに加えて、今回、新たに「第二FA開発センター」を竣工し、次世代のものづくりを実現する統合ソリューション「e-F@ctory」を構成するFA機器(シーケンサ、表示器、サーボ、インバーターなど)の製品力強化や、e-F@ctory Alliance(イーファクトリー アライアンス)におけるパートナー製品を含めた相互の連携強化に向けて開発・設計環境を整備します。
 また、パートナーと当社FA機器の動作検証を行う共同開発ルームを開設し、一体となって生産性・収益性向上のための課題解決に取り組むなど、さらなる顧客満足度の向上とFAシステム事業の拡大を目指します。

商標関連

「CASBEE®」は、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構の登録商標です。

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