三菱電機株式会社は、コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場(福島県郡山市)に新たに生産棟を建設しますのでお知らせします。今後需要拡大が見込まれる光通信・無線通信機器や映像監視システムの生産規模を約2倍に増強することで、事業の拡大を目指します。投資金額は約26億円で、2018年10月に稼働を開始する予定です。
新生産棟の概要
所在地 | 福島県郡山市栄町2番25号 |
面積・構造 | 建築面積 約3,800m2、延床面積 約7,600m2、鉄骨造2階建 |
主な生産品目 | 光通信機器、無線通信機器、映像監視システム(ネットワークカメラ) |
投資額 | 約26億円 |
稼働開始予定 | 2018年10月 |
環境・省エネ設備 | 太陽光発電システム(発電容量180kW)、ヒートポンプ式空調システム、 LED 照明(約1,000台)、電力設備監視システム、 スーパー高効率トランス、全熱交換器(換気システム)など |
背景と狙い
光通信・無線通信機器および映像監視システム市場は、IoT社会の進展による通信トラフィックの増加をはじめ、ビッグデータやAIを活用したソリューションの多様化などにより需要拡大が見込まれます。
当社は、国内の主要通信事業者に快適、高信頼かつセキュアなネットワークを実現する光通信・無線通信機器を納入するとともに、店舗やビル・マンション、河川・道路など向けに高精細・高機能な映像監視ソリューションを提供することで、安心・安全な社会の実現に貢献しています。
今回、コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場に生産棟を建設し、光通信・無線通信機器、映像監視システムなどの生産規模を約2倍に増強することで需要拡大に対応します。さらに、IoT機器を活用した生産効率化の取り組みにより、品質向上・工期短縮・コスト競争力強化を図ることで事業拡大を目指します。