ニュースリリース

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2017年11月7日
FA No.1716

生産現場でのデータを活用し予防保全や品質向上に貢献

エッジコンピューティング製品群を開発

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 三菱電機株式会社は、「e-F@ctory(イーファクトリー)」におけるエッジコンピューティング製品群として、データ分析・診断ソフトウエア、SCADA※1ソフトウエア、産業用PCを開発します。これにより、生産現場でのデータ収集・分析・リアルタイム診断による予防保全や品質向上など、データ活用による生産現場の改善に貢献します。本製品群は、エッジコンピューティング領域のオープンなソフトウエアプラットフォームである「Edgecross※2」へ対応します。また、システムコントロールフェア※3 および中国国際工業博覧会※4 に参考出展し、発売は2018年春の予定です。

  • ※1コンピュータによるシステム監視とプロセス制御の実行
  • ※2FAとITを協調させる日本発のエッジコンピューティング領域のソフトウエアプラットフォーム
  • ※3オートメーションと計測の先端技術総合展
    2017年11月29日(水)〜2017年12月1日(金)に東京ビッグサイトで開催
  • ※4中国最大の国際総合工業見本市
    2017年11月7日(火)〜2017年11月11日(土)に上海・国家会展中心で開催
「エッジコンピューティング製品群」とe-F@ctory概念図

「エッジコンピューティング製品群」とe-F@ctory概念図

開発製品の特長

以下の製品名称は、今後変更となる可能性があります。
  1. データ分析・診断ソフトウエア「リアルタイムデータアナライザ」Maisart
    • 生産現場のデータをオフライン分析・診断ルールを導出し、稼働中の生産システムでリアルタイム診断が可能
    • 当社AI技術「Maisart※5」の類似波形認識機能によりセンサ波形などのデータを学習・認識し、リアルタイム診断時の異常兆候の検知精度を向上
    • データ分析にMT法・重回帰分析などの統計手法を活用し、生産現場の予防保全や品質向上を実現
    • ※5Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in technologyの略
  2. SCADAソフトウエア「MC Works64 エッジコンピューティングエディション」
    • センサ波形など多様なデータの監視・モニタリングを容易に実現
    • 3D表示などの高度なビジュアライズや、Webブラウザ・モバイル機器による遠隔監視が可能
    • エッジコンピューティング用に機能を選定し、使いやすいシンプルな構成を実現
  3. 産業用PC「MELIPCシリーズ」
    • 当社シーケンサ「MELSECシリーズ」で培った品質基準に従った堅牢性、耐環境性を実現
    • 高性能プロセッサや高速通信が可能なCC-Link IEに対応したハイエンド機種から、シンプル・小型のローレンジ機種まで幅広くラインアップし、多様なニーズに対応
    • 駆動制御用途などのラインアップ拡充を予定
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 機器計画部

TEL: (03)3218-6610 FAX: (03)3218-6823

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