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2018年6月29日
生産No.1803

「グローバル環境先進企業」に向けた活動を推進し、第8次環境計画をほぼ達成

三菱電機グループ「環境報告2018」公開のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、三菱電機グループ※1の2017年度の環境経営の取り組み成果を「環境報告2018」として、三菱電機オフィシャルウェブサイトで本日公開します。
 2015〜2017年度の活動目標を定めた「第8次環境計画」では、「低炭素社会の実現」「循環型社会の形成」「自然共生社会の実現」「環境経営基盤の強化」を重点推進項目として掲げ、計画の最終年度である2017年度は、生産時CO2の排出削減や、資源投入量の削減など各項目において、計画をほぼ達成しました。
 三菱電機グループは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するとともに、「製品やサービスによる環境貢献」と「生産活動における環境負荷低減」を通じ、「グローバル環境先進企業」を目指します。

  • ※1:三菱電機、国内関係会社107社および海外関係会社84社の合計192社が対象

「環境報告2018」(2017年度の環境経営の取り組み)掲載URL
http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/environment/

2017年度の主な取り組みと成果

  1. 低炭素社会の実現:製品生産時と使用時の両方で温室効果ガスの排出を低減
    • (1)生産時のCO2総排出量(CO2以外の温室効果ガスはCO2重量換算)は、生産設備の更新や運用の見直しなどの各種削減施策により、2017年度目標の137万トンを下回り、前年度比7万トン減となる127万トンに抑制※2
    •  ・CO2以外の温室効果ガスの排出量は、低温暖化係数冷媒への転換や海外でのガス回収率の向上などで、目標の22万トンを下回る19万トン(CO2換算値※3)に抑制
    •  ・エネルギー起源CO2の排出量は、生産設備や設備機器への投資、IoTを活用した生産効率の改善などにより、前年度を上回る2.4万トンを削減
    • (2)製品使用時のCO2削減率は、情報通信や電子デバイス分野を中心に製品の省エネ化が進み、102の対象製品において、2017年度目標通り35%まで向上
    • ※2:CO2排出係数は第8次環境計画策定時の電気事業連合会2013年公表値 「原発2基稼働時の0.487t-CO2/MWh」を使用
    • ※3:CO2以外の温室効果ガスの温暖化係数はIPCC第二次評価報告書1995年公表値を使用
  2. 循環型社会の形成:製品の小型・軽量化による資源投入量の削減
    • レーザー加工機、LED照明、光ネットワーク装置をはじめとした64製品群において、製品の小型・軽量化を進め、2000年度比で資源投入量の平均削減率40%を実現
  3. 自然共生社会の実現:国内拠点の地域における生物多様性保全活動の拡大
    • 希少種・固有種の保全をはじめとする生物多様性保全活動の一環として国内すべての製作所(24拠点)で敷地内の生物調査、地域固有種の保護などを実施
    • 親子向け自然観察「みつびしでんき野外教室」と「里山保全プロジェクト」において、開催地区数の拡大と地域児童の参加数増加により、3年間累計で目標の10,000人を超える15,000人が参加
  4. 環境経営基盤の強化:国内外91製造拠点の環境取り組みレベルの"見える化"で、環境管理レベルを向上
    • 国内外91製造拠点で共通のチェックシートを活用して「大気」「水質」「化学物質」「温暖化」「廃棄物」の5分野の改善活動を推進した結果、グループ各拠点の環境管理レベルが100点満点中、当社が99点、国内関係会社が93点、海外関係会社が96点となり、グループ全体の環境管理レベル向上を確認

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