導入事例
学校法人立命館 財務部
管財課様
個人単位のきめ細やかな入退室管理により、
より高いセキュリティーレベルを実現しました。
手厚いサポートにより新システムへの不安を払拭
学生や職員の膨大な個人データに加え、貴重な研究成果や資料など、大学では機密性の高い情報を数多く扱っています。立命館大学も例外ではありません。常に安心して授業を行える環境、保護・管理すべき情報や貴重な機器を研究室で安全に保管できる環境を整えるため、これまでも徹底した入退室管理が行われていました。
そして従来の磁気型カードリーダーの保守期限終了にともなうシステム切り換えを迎えた2015年。各社システムを比較検討し、三菱電機のMELSAFETY-Gが採択されました。その理由について学校法人立命館・財務部・管財課の眞鍋様に伺いました。
「教職員・学生を合わせて5万人以上という規模、かつ1000を超える扉に対応できるキャパシティの大きさが決め手のひとつでした。また、これまで使用していた配線を流用することで、コスト低減も図れる。これも大きな魅力でしたね」。
従来システムと併用しながら行われたMELSAFETY-Gの導入工事。迅速な工事に努めた結果、予定よりも早い納期にて工事を完了し、ご期待に応えることができました。
実際の運用においては、管理者や警備員がシステムをきちんと使いこなせるかという点が、眞鍋様の最も懸念されたこと。そこで、その不安を払拭していただくため、操作手順が変わった部分についてきめ細やかに説明するとともに、問い合わせを受けた際には迅速に対応。管理者や警備員の方からも「問題なく切り替えることができました」と、お喜びの声をいただいています。
個人情報を更新する作業の効率化も大きなメリット
導入後、眞鍋様はセキュリティーレベルの向上効果を感じられたといいます。従来は学部単位での通行権限を設定していましたが、MELSAFETY-Gの導入によって個人単位での柔軟な設定が可能になり、より高いセキュリティーレベルを実現しました。運用を担当する管理会社によれば、個人情報の更新を自らの手で行えることも大きなメリットだといいます。毎年4月1日に卒業生と新入生の入れ替わる大学では、そのたびに膨大な個人情報の更新作業が発生します。
今回のMELSAFETY-G導入は、磁気型カードリーダーから非接触型カードリーダーへの転換ともなりました。接触面の劣化などによるカード交換やメンテナンス作業が高い頻度で発生していた磁気型カードリーダーと比べ、非接触型カードリーダーでは、このようなカード管理の手間が軽減されることも期待できます。今や主流ともいえる非接触型カードには学生たちも慣れており、カード変更への抵抗や戸惑いはみられなかったといいます。時代の流れに即した製品であることも、ユーザー様からのご理解を得られ、スムーズな移行に繋がるポイントであったようです。
立命館大学の主要キャンパスに導入し、
安全・安心の大学運営をサポート
朱雀キャンパス(京都府)
CR 93台/1棟
所在地:京都市中京区西ノ京朱雀町1
敷地面積:約8千m²
1階キャンパス管理室
(入退室管理システムセンター装置)
朱雀キャンパスには大学院と大学法人部門が存在。これら2つのエリアはセキュリティー管理により分離されている。
エレベーター乗り場
(カードリーダー)
1階がオープンスペースのため、時間外のエレベーターの利用をカードで管理し、2階以上への立ち入りを制限。
屋外駐輪場(カードリーダー)
盗難や放置を防ぐ駐輪場のカードリーダー。
衣笠キャンパス(京都府)
CR 343台/33棟
所在地:京都市北区等持院北町56-1
敷地面積:約133千m²
至徳館
(入退室管理システムセンター装置)
衣笠キャンパスに点在する34棟を、入退室管理システムセンター装置により一元管理。
大学院共同研究室
(カードリーダー)
秘匿性の高い資料を数多く保管している研究室には、確実なセキュリティーが求められる。
大阪いばらきキャンパス(大阪府)
CR 230台/6棟
所在地:大阪府茨木市岩倉町2-150
敷地面積:約107千m²
びわこ・くさつキャンパス(滋賀県)
CR 960台/40棟
所在地:滋賀県草津市野路東1-1-1
敷地面積:約675千m²
立命館アジア太平洋大学(大分県)
CR 205台/13棟
所在地:大分県別府市十文字原1-1
敷地面積:約428千m²
立命館守山中学校・高等学校(滋賀県)
CR 46台/9棟
所在地:滋賀県守山市三宅町250
敷地面積:約67千m²
- ※CR:カードリーダー
- ※16年9月時点での設置台数
導入に関するご相談・ご質問などございましたら
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
ビルマネジメントシステムウェブサイトよりお問合せください。