JR東日本新宿駅は、東京都新宿区と渋谷区にまたがる他社民鉄とのターミナル駅の一角を担い、一日の乗車人員は約52万人と、ビジネスをはじめ、ショッピングや通学、国内外の旅行など多様な目的で訪れる多くのお客さまにご利用いただいています。一方で、ご利用のお客さまからは、駅構内に関するお問い合わせが非常に多く、より分かりやすいご案内方法の導入が求められていました。
導入ソリューション
- 1てらすガイド(計4台)
導入の経緯・背景 東日本旅客鉄道株式会社 新宿駅さまにお伺いしました。
てらすガイド導入に至った経緯について教えてください。
新宿駅では、東・西・中央東・中央西改札が位置するB1地下コンコースから、埼京線・湘南新宿ラインが発着する1~4番線ホームに、エレベーターで上がるには、2F南コンコースへ向かうエレベーターを利用し、迂回しなければなりません。更に、このエレベーターの設置場所は、初めて新宿駅をご利用のお客さま、ベビーカーをご利用のお客さま、ご年配のお客さま等からお問い合わせを多くいただいていました。駅係員が場所を説明していますが、タイムリーに現地までご案内できないケースもあり、何か良い方法がないかと考え、「てらすガイド」の導入を検討しました。
設置の際に留意した点や、特にこだわった点などありましたらお話を伺わせてください。
当初は、天井から投影するタイプの機器を利用していましたが、不具合が多く、異なるタイプのものを探していました。
その中で、視認性の高いアニメーションを用いた案内サインが投影できること、表示する内容・位置・サイズ等の編集が可能、据置型で設置やメンテナンスが容易で床に貼るシールのように劣化しないなどの条件を満たす「てらすガイド」を見つけ、お問い合わせに至りました。現在も案内サインに改良を加えたり、音声を入れて目視以外での案内も行うなど、お客さま案内に活躍中です。
- 新宿駅
改札 - 朝蔭 真由
- 新宿駅
改札 - 田中 理子
- 新宿駅
内勤 - 平木 隆世
- 新宿駅
乗客 - 川村 あすみ
- 新宿駅
サービスマネージャー - 佐藤 加奈子
※職務は導入当時のものです。
導入ソリューション足もとに光る動くサインで駅内のお客さまをスムーズに誘導
てらすガイドがエレベーターの場所をご案内します。
てらすガイドとは?
視認性の高い光のアニメーションを用いたサインを床面に表示。直感的で分かりやすい案内や
注意喚起を行い、多様な施設利用者の円滑な移動を支援します。
イベントや状況・時間に応じて表示の切り替えが可能で、施設管理者の業務効率化に貢献します。
導入の成果と今後の展開
導入の効果はいかがでしたでしょうか。
コロナ禍で一度はお客さまの数が減っていましたが、現在はお客さまの流動がかなり戻ってきております。4台のてらすガイドを要所の各コーナーに導入したことで、このエレベーターに関する1日あたりのお問い合わせ件数は、以前と比較して確実に減少しています。
また導入状況を紹介したところ、他職場の社員からも「活用してみたい」との声が届きました。
今後、どのように活用していきたいとお考えでしょうか。
新宿駅社員にアンケートを取り、時間帯によって表示内容を変更するなど、多様な案内ができるような活用をしていきたいと考えています。
導入に関するご相談・ご質問などございましたら
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
ビルマネジメントシステムウェブサイトよりお問合せください。