虎の門病院は昭和33年の設立以来、様々な患者様へ高い水準の医療を提供され続けています。設立当時より「医学への精進と貢献、病者への献身と奉仕を旨とし、その時代時代になしうる最良の医療を提供すること」という基本理念を掲げられ、患者様を第一に、様々なことに取り組まれています。令和元年5月1日には現在の新病院(病床数819床)へ移転され、より多くの患者様と日々向きあわれています。
その一方で、各診察階への移動時などにエレベーターの前でお待たせすることも少なくありませんでした。また、外国人の患者様の受け入れにも積極的に取り組まれており、外国語での行先案内なども日常的に対応されていました。職員のみなさまが持ち場を離れることが難しいケースもあり、患者様のスムーズなご案内方法を日々検討されている中で、「てらすガイド」を知っていただき、導入をご検討いただきました。
導入ソリューション
- 1てらすガイド(計10台)
導入の経緯・背景 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院様にお伺いしました。
てらすガイド導入に至った経緯について教えてください。
エレベーターの待ち時間が長く、患者様をお待たせすることが多かったため、エスカレーターにご案内をする方法を検討していました。プロジェクターを用い投影し、文字などを投影する仕組みを利用できないかなど色々調べていく中で、てらすガイドを見つけ問い合わせをしました。
導入の効果
導入の効果はいかがでしたでしょうか。
導入前は、エレベーター前の混雑や長い待ち時間の解消に頭を悩ませていましたが、導入後はスムーズにエスカレーターへ誘導でき、来院される方のエレベーター待ち時間の削減と混雑解消を実現できました。また、昨今の新型コロナウィルス対応において状況に応じ変化していく動線などにも柔軟に対応でき、各階のエスカレーターの乗降部近くにてらすガイドを設置し、受付やフロア内設備の行先案内を表示させたことで、患者様や来院される方が迷われるケースも減り、行先に関する問い合わせも減りました。
どこから投影しているのかとご質問をいただくこともあり、好意的に受け止められていると思います。表示内容に関するアイデアをいただいておりますので、今後さらに活用の場を広げていきたいと思っています。
一階入り口付近で、エレベーター、
エスカレーター(右手奥)の他、
受付やお手洗いなどの場所をご案内します。
ご来院される方が迷わないよう
院内の様々なところでてらすガイドがご案内。
壁への掲示物も減らすことができました。
日本語
英語
表示の言語切り替えも簡単。
海外から来院される方への配慮も
喜ばれています。
てらすガイドとは?
視認性の高い光のアニメーションを用いたサインを床面に表示。直感的で分かりやすい案内や
注意喚起を行い、多様な施設利用者の円滑な移動を支援します。
イベントや状況・時間に応じて表示の切り替えが可能で、施設管理者の業務効率化に貢献します。
導入の成果と今後の展開
院内での反響や患者様のお声などありましたらご紹介ください。
院内からは「これまではお手伝いをしたくてもその場を離れにくい場合もありましたが、てらすガイドの導入が案内業務の効率化につながっています」と現場の業務に携わる病院の職員から感謝の声があがっています。効果がでたことで、さまざまな部門でも製品への関心や設置希望が高まっています。
また、これまで壁に張り紙をしてご案内していましたが、デジタル化することで掲示物削減にもなり、運用変更に伴う導線案内等への迅速な対応や感染対策にも繋がっています。張り紙が貼れない場所でもコンセントがあれば設置できることも利点です。
院外からの反響としては、当院は外国人患者受入医療機関(JMIP)認証病院に指定されておりますが、認証を取得する際には、てらすガイドによる日英表示と動きがあり、わかりやすいと高い評価をいただきました。
今後、どのように活用していきたいとお考えでしょうか。
設置していない階の職員からも問い合わせや導入を希望する声があがっており、さらに最適な配置や運用を考えていきたいです。
虎の門病院の詳細については以下よりご覧ください。
導入に関するご相談・ご質問などございましたら
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
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