かねてから「三菱ジャー炊飯器の最上位モデルで炊いた新米を食べたい!」と考えていた編集部員Hが、かまどごはん※の味を再現したという「本炭釜 KAMADO」を使ってみた感想をお届けします。
ジャー炊飯器 本炭釜 KAMADO
NJ-AW109-B(黒銀蒔)
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かまどを徹底研究し、「かまどごはんの味」を再現※1します。
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本物の「炭」※2でできた「本炭釜」と独自の「かまど構造」
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全国41銘柄のお米の個性を引き出す「銘柄芳潤炊き」
製品担当者より
「本物の炭」※2「かまど構造」が生み出す大火力で、かまどごはんの味※1を炊き上げる「本炭釜 KAMADO」。一粒一粒の口ほぐれが良い食感をぜひ、堪能してください。
(ジャー炊飯器PR担当:三菱電機ホーム機器 営業部 青木)
※1かたさや含水率による。
※2木炭や竹炭とは異なる炭素材料(純度99.9%を使用)。
三菱ジャー炊飯器の最上位モデルで新米を堪能したい!
編集部員H
- 現在、使っている製品は?
- 10年くらい前に購入した三菱IHジャー炊飯器
- 現在、使っている製品のお気に入りポイントは?
- はじめて購入したIH式の炊飯器だったので、「こんなにおいしくごはんが炊けるんだ!」という感動を与えてくれた大事な製品です。
- 現在、使っている製品で不満なポイントは?
- 特に不満はありませんが、高級炊飯器が世の中にたくさん登場して話題になっている中、「どこまで味が違うんだろう?」とどうしても気になってしまいます。
- 「本炭釜 KAMADO」に期待するポイントは?
- 以前、イベントでごく少量を試食する機会はありましたが、自宅で自分の茶碗によそって食べ慣れたおかずと一緒に食べた時、どれだけのインパクトがあるのか楽しみです。
最初のイメージ
大火力を期待させるどっしりとした存在感
箱から出してまず感じたのは、その存在感。今まで見たことのない形をしています。
ジャー炊飯器は、「電気でどうやって大火力を実現するか?」がポイントだと聞いたことがあるので、もしかしたらこの形に秘密があるのかもしれません。
ちなみに、本コーナーでは、イベントなどで使用されたデモ機を借りてレポートをすることが多いのですが、今回はまさかの新品が届きました(もちろん要返却)。製品担当者の強い意気込み(プレッシャーとも言う)が感じられます。
炭から手作業で削り出した内釜はシリアルナンバー入り
そして、こちらが内釜。「本炭釜」の名が示す通り、純度99.9%の本物の炭※1で作られています。以前ご紹介した小容量モデルのNJ-SW069と同様、こちらもひとつひとつ、職人さんが手作業で作っており、シリアルナンバーが入っています。※1木炭や竹炭とは異なる炭素材料(純度99.9%)を使用しております。
従来の金属と異なる素材を使用しているため、強い衝撃が加わると破損する場合があります。素材の特徴ですので大事にお取り扱いください。
ボリューミーな存在感の秘密は、大火力を実現する内部構造
内釜を外した製品の内側には、上部に赤色のリングがあり、ここが内釜の“羽”部分にしっかり密着して熱を逃さないようになっています。炊飯器は、どうしても内釜に目が行きがちですが、このように内部の構造も大火力の実現には非常に重要で、様々な工夫がなされています(詳しくは製品ページをご覧ください)。丸みのある形になっているのも、このような工夫が随所になされている結果とも言えます。
実際に使用してみて
銘柄ひとつひとつを検証してベストな炊き方を探り出した「銘柄芳潤炊き」
今回は、ジャー炊飯器チームが新米のひとめぼれを提供してくれたので、こちらを「銘柄芳潤炊き」で炊きます。この「銘柄芳潤炊き」は、お米の種類に合わせて最適な炊き方をしてくれる機能で、対象銘柄は全国の41銘柄!銘柄ひとつひとつを何度も何度も少しずつ条件を変えながら試し炊きをして、ベストな設定を探り出したという今回最も楽しみにしていた機能です。尚、このモードでひとめぼれを炊くと若干時間が多めに必要なので、炊き上がりまでは「約56分」と表示されました。
湯気の向こうに浮かび上がる、1粒1粒しっかりと立ったひとめぼれ
さあ、炊き上がりました。ひとめぼれは、口当たりの良いやわらかさが売りなので、適度なふっくら具合で1粒1粒がしっかりと立っていて欲しいところ。早速確認すると・・・なかなかいい感じです。湯気の向こうに、ごはん粒の輪郭がくっきりと浮かび上がっています。
1分1秒を惜しんで大急ぎでごはんをかき混ぜるのがおいしく食べる秘訣
大急ぎで切るようにしゃもじでかき混ぜます。炊飯器で炊いたごはんをおいしく食べるには、この作業を1分1秒を惜しんで手早く行いましょう。私はいつも、炊き上がりの残り時間をチェックしつつ、炊き上がりを知らせる音声が流れたら、すぐにしゃもじを持って駆け付けます。
味はもちろんのこと、ごはんを炊く満足感が高い
炊き上がったごはんは、ふっくらとしたやわらかさと1粒1粒の立ち具合のバランスが良く、見た目通りの食感でとてもおいしいです。なかなか、おいしさを表現するのは難しいのですが、今回炊くこと自体にわくわくできたことも、この満足度を更に高めてくれているような気がしました。
おすすめしたいポイントは?
最上位モデルがもたらすのは、おいしさと満足感
ごはんを炊くだけなら、どんな炊飯器でも炊けます。しかし、「お米と水だけ」という究極的にシンプルな調理法であるがゆえに奥が深く、我々日本人は、お米の銘柄、水、お米の研ぎ方などを試行錯誤したり、自分なりのこだわりがあります。この最上位モデル「本炭釜 KAMADO」は、もちろんおいしさをひたすら追求した製品ですが、それに加えて、ごはんを炊くという行為自体に満足度を与えてくれるものだと思います。
全国のお米を知り、楽しみ、自分に合ったごはんに出会う
全国41銘柄のお米、それぞれの個性を引き出し、炊き分けられる「銘柄芳潤炊き」は、いつも食べているお米に合わせてベストな炊き方ができる機能です。しかし、例えば「まだ出会ってない、自分に一番合ったお米を探す」といった使い方もできます。三菱ジャー炊飯器のスペシャルサイト「お米塾」では、全国41銘柄を「もちもち―しゃっきり」「かため―やわらか」などの軸で分類して紹介したコンテンツがありますので、是非ご活用ください。自分の究極の1杯を探してみましょう!
41銘柄の特徴を紹介するこのチャートについては
詳しくこちらへ
もっとこうなるといいな。
近年、お米の品種はどんどん増え続けているらしいので、これからも対応銘柄が充実していってほしいです。
2018.12.04