夏バテで食欲が湧かず、毎日体がダルい……。
そんなときこそ積極的に摂りたいのが、ヘルシーな玄米。
玄米は苦手という人にも、おいしくサッパリいただける簡単レシピを
五ツ星お米マイスターの佐藤貴之さんに教えていただきました。
夏バテの要因には、①発汗による体内の水分やミネラルの不足、②暑さによる食欲不振と栄養不足、③冷房などの寒暖差による自律神経の機能不全、などが挙げられます。このうち①②に関しては、不足しがちな栄養分を摂取することがいちばんの予防策。とくにエネルギー源となる糖質やたんぱく質、エネルギーの代謝に欠かせないビタミンB1、体の機能を正常に保つミネラルは、積極的に摂りたいものです。
そこで注目したいのが、玄米。夏バテ防止に不可欠な糖質やたんぱく質はもちろん、ビタミンB群、E、食物繊維やミネラルが豊富に含まれている、栄養価の高い穀物です。毎日のごはんを玄米に変えて、暑い夏を元気に乗り切ってみてはいかがでしょう。ここでは夏におすすめの玄米レシピをご紹介します。
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おすすめレシピ①![ひんやり玄米麦茶漬け](img/022/label_22_02.png)
![ひんやり玄米麦茶漬け](img/022/label_22_02_x2.png)
玄米ごはんにお好みの具を載せて、冷たい麦茶を注ぐだけ。具には、きゅうりの味噌漬けなどピリッと辛いものがよく合います。
暑くてぐったりした日でも、玄米と麦茶の香ばしさが食欲をそそり、ひんやりサラサラとおいしくいただけます。
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おすすめレシピ②![おすすめレシピ2 朝にぴったり玄米リゾット](img/022/label_22_03.png)
![おすすめレシピ2 朝にぴったり玄米リゾット](img/022/label_22_03_x2.png)
時間と手間のかかるリゾットも、炊飯器を使えば簡単。
一合分の玄米と水をおかゆの分量でセットし、粉末のポタージュ系カップスープ4袋を入れて、おかゆモードで炊くだけ、です。
炊きあがったらそのまま30分置いておきましょう。
オートミールやグラノーラのような感覚で、カジュアルに玄米を楽しめます。食欲のない夏の朝にぜひ!
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