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- 手作りだからこそ味わえる!自由に巻いて楽しむアイディア春巻き
中華料理の人気メニュー“春巻き”。その名前は春の野菜を具材にしたことに由来するといわれています。
材料の皮は小麦粉が主原料ですが、近年はベトナム料理の生春巻きも登場し、
お米でできたライスペーパーもポピュラーに。家庭でさまざまな“巻きもの”が楽しまれています。
今回はアジや新ニンジン、イチゴなど旬の素材を使って、揚げたり焼いたり、
バリエーションに富んだ味と食感のオリジナル春巻きをご紹介します。
パリパリ、サクサク、手作りならではの出来たての醍醐味をぜひ味わってみて下さい。
ドライハーブで香りを付けたアジに、フレッシュなルッコラとバジル、トロリと溶けたチーズを合わせたさわやかでコクのある味わい。
熱々の揚げたてを白ワインやビールにおつまみ感覚で合わせるもよし、メインのおかずとしていただくもよし。
フレッシュトマト入りのケチャップソースを添えれば“味変”も楽しめる、1品で二度おいしい春巻きです。
【材料4人分】
- ・春巻きの皮…8枚
- ・アジ(刺身用・三枚おろし)…4尾分(8枚・正味320g)
- ・調味料
- 塩…小さじ1/3
- ハーブミックス(ドライ)…小さじ2/3(0.6g)
- コショウ…少し
- ・スライスチーズ(とろけるタイプ)…8枚
- ・ルッコラ…100g
- ・バジルの葉…大8枚
- ・のり(水溶き小麦粉)
- 小麦粉…大さじ1
- 水…大さじ1
- ・揚げ油…適量
- ・ソース
- トマト(5mm角)…小1個分(約100g)
- オリーブ油…小さじ1/2
- トマトケチャップ…大さじ1・1/2
作り方
①下ごしらえをする
アジは腹骨と中骨をとり除き、縦半分に切って調味料をまぶしつける。
スライスチーズは半分に折り、さらに半分に折って帯状にする。
ルッコラは根元を切り落とし、4~5cm長さに切る。
小麦粉と水を混ぜ合わせ、のりを作る。
②巻く
春巻きの皮1枚にルッコラ、バジルの葉、チーズの順に1/8量ずつ細長くのせたら、アジ2切れをのせて包み、巻き終わりにのりを塗って止める。残りも同様に8本作る。
③揚げる
160℃の油に春巻きを入れ、時々裏返しながらきつね色になるまでじっくりと揚げる。
④ソースを作る
トマト、オリーブ油、トマトケチャップを混ぜ合わせる。
ワンポイントアドバイス
・アジとルッコラに代えてメカジキや刺身用マグロ、サラダほうれん草、クレソン、ベビーリーフでも作ることができます。
ベトナム料理やタイ料理で人気の生春巻き。
具材やタレをアレンジすれば、和・洋・中・エスニックと一味ちがう生春巻きがサラダ感覚で楽しめます。
今回はミョウガの風味をアクセントにしたベジタブル生春巻きに、ツナ缶で作ったソースを添えてみました。
【材料4人分】
- ・ライスペーパー…8枚
- ・厚揚げ…1枚(約180g)
- ・キュウリ…1本(約100g)
- ・新ニンジン…1/2本(約80g)
- ・ミョウガ…3個(約55g)
- ・万能ネギ…8本
- ・ソース
- ツナ缶(オイル漬け・内容量70gのもの)…1缶
- 黒すりゴマ…大さじ2
- 白いりゴマ…大さじ1
- 酢…大さじ1・1/2
- 水…大さじ1
- みりん…小さじ1
- 塩…小さじ1/4
作り方
①下ごしらえをする
厚揚げに熱湯をまわしかけて水気をおさえ、厚みを半分に切って縦4等分に切る(計8切れ)。
キュウリは斜め薄切りにし、さらに縦に細切りにする。
ニンジンは5cm長さの千切りにする。
ミョウガは縦半分に切り、さらに斜め薄切りにする。
万能ネギは3~4cm長さに切る。
②巻く
かたく絞ったふきんを2枚用意し、水にサッとくぐらせたライスペーパーを挟んで余分な水気をおさえる。
ライスペーパーの手前半分に厚揚げ、キュウリ、ニンジン、ミョウガ、万能ネギを1/8量ずつ横長に置き、両側を折りたたむ。
手前からひと巻き目はきつめにし、くるくると巻く。残りも同様にして8本作る。
③ソースを作る
フードプロセッサーにツナ缶を缶汁ごと入れ、ソース材料を加え、なめらかになるまで撹拌する。
ワンポイントアドバイス
・具材の野菜には大根細切り、レタスやキャベツの千切り、三つ葉やスプラウトでもおいしく仕上がります。
・お好みでソースに粉山椒や七味唐辛子などを加えても。
春巻きの皮で包んで焼くだけ!イチゴとブルーベリー、ブルーチーズ、ミントの葉を合わせた大人の簡単スイーツ。
ベリーの甘酸っぱさと濃厚で塩味の効いたブルーチーズは相性抜群。そこにミントを加えれば、一気にさわやかさがアップ。これから夏にかけて定番メニューにしたいレシピです。
焼きたてはもちろん、冷めてもおいしく、行楽弁当や持ち寄りパーティーにもおすすめです。
【材料4人分】
- ・春巻きの皮…4枚
- ・イチゴ…4~6粒
- ・ブルーベリー…24粒
- ・スペアミントの葉…12枚
- ・クリームチーズ…60g
- ・ブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ)…20g
- ・のり(水溶き小麦粉)
- 小麦粉…大さじ1
- 水…大さじ1
作り方
①下ごしらえをする
春巻きの皮は3等分に切って帯状にする。
イチゴは1cm角くらいの大きさに切る。
小麦粉と水を混ぜ合わせ、のりを作る。
②巻く
春巻きの皮1切れを、つるつるした面を下にして縦に置き、縦の辺から2cmほどはみ出すようにして手前を折り、さらにもう一度折って三角形のポケットを作る。
クリームチーズ、ブルーチーズ、イチゴ、ブルーベリー、ミントの葉を1/12量ずつ詰める。はみ出した部分にのりを塗って口を閉じたらさらに折りたたんで三角形にし、巻き終わり部分にのりを塗ってしっかり止める。残りも同様にして12個作る。
③焼く
熱したフライパンに巻き終わりを下にして春巻きを並べ入れ、弱火~中火で焼き色がつくまで両面色よく焼く。
ワンポイントアドバイス
・フルーツはバナナやオレンジにしても。
・甘みをプラスしたい場合は、食べるときにお好みでハチミツやメープルシロップをつけてお召し上がりください。
・巻く時にピンクペッパーを1~2粒加えると、より大人好みの味わいになります。
・ブルーチーズは塩分が強いので入れすぎに注意してください。
・三角形ではなくスティック状に巻いて作ってもよいでしょう。
・フライパンではなくトースターやオーブンでも焼けます。
レシピ:小西 君枝(こにしきみえ)
料理家 / フードコンサルタント
女子栄養大学卒業。
企業での商品企画開発を経て料理家として独立。フードアドバイザー、イベント調理、料理教室なども行う。素材を生かし、シンプルな調味料とハーブやスパイス、素材の組合せでワクワクするような料理を得意とする。食卓を楽しむがテーマ。
2020.04.01