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- 夏のむくみ解消レシピ
ついつい冷たい飲み物やアイスクリームに手が伸びるこの季節、むくんでいるような気がする、
食欲がないなど身体の調子が優れないことがありませんか?
「むくみ」は血流やリンパ管の流れが滞って体内に水分が溜まっている状態のことです。
むくみの対策には、塩分を摂りすぎないことや適度に水分を摂ること、運動やマッサージなどで血流を促すことも方法の1つです。
今回は夏が旬の食材を取り入れた、むくみをケアするレシピをご紹介します。
いつもの献立に一品添えて、食事からむくみ対策をしてみませんか。
※今回のレシピでは精製度が高くなくミネラルを含む「自然塩」を使用しています。
トマトの赤とゴーヤの緑が鮮やかな、夏らしいボリューム満点のサラダです。鶏ササミはショウガと一緒にレンジで加熱して蒸し鶏に。蒸し汁も余さずタマネギソースに加えて旨味をアップ。トマトやゴーヤと和えて食べるのがおススメです。冷やすとさらに美味しくいただけます。
材料 2人分
- 鶏ササミ2本(約120g)
<ササミ用調味料>
- 酒大さじ1
- ショウガ(すりおろし)15g
- 自然塩少し
- タマネギ1/4個(約50g)
- 酢小さじ2
- トマト小2個
- ゴーヤ1/2本
- 自然塩(ゴーヤ用)少し
<タマネギソース調味料>
- オリーブ油大さじ1
- 自然塩少し
作り方
①下ごしらえをする
鶏ササミはスジをとり除いて身の厚い部分は切り込みを入れて開き、耐熱皿にのせる。ササミ用調味料を加えて全体に絡め、15分ほど置く。
タマネギは繊維を断ち切るように薄切りにし、酢を絡めてしばらく置く。
トマトはヘタをとり除き、横1cm厚さに切る。盛り付ける直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
ゴーヤは縦半分に切ってスプーンで種とワタをとり除き、薄切りにする。塩をまぶしてしばらく置き、水気が出てきたら流水で洗い流し、熱湯で30秒ほどゆでて冷水にとり、水気をおさえる。
②蒸し鶏を作る
下ごしらえした鶏ササミの耐熱皿にふわりとラップをし、600Wで2分ほどレンジ加熱する。とり出してそのまま粗熱がとれるまで冷ます。ラップをとり除き、鶏ササミは手でほぐす。耐熱皿に残った蒸し汁とショウガはすべてとっておく。
③タマネギソースを作る
ボウルに蒸し汁とショウガ、タマネギソース調味料を入れてよく混ぜ合わせ、タマネギを加え混ぜる。
④盛る
器にトマトを広げてのせ、ゴーヤ、蒸し鶏の順に盛り、タマネギソースをのせる。
ワンポイントアドバイス
・タマネギはスライサーで薄切りにしてもよいです。薄切りに酢を絡めてしばらく置くことで生タマネギの辛味が和らぎます。苦手な方は一度水で洗い、水気をしっかりおさえてから酢を絡めてもよいです。
・ゴーヤは塩をまぶして出てきた水気を洗い流すことで苦味が軽減します。食感を残すため、さっとゆでて冷水にとるのもポイントです。
・ゴーヤやトマトは夏に旬を迎える野菜でこの時期にぜひ使ってほしい食材です。
・ショウガには身体を温める成分が含まれているとされています。
シナモンが効いたみそ風味の合わせ調味料は、淡白な味わいのキュウリと独特な香りのセロリによく合います。ニンニクとゴマ油で炒めることでさらに香りが立ち、食欲がないときにも箸が進む一品です。
材料 2人分
- セロリ1/2本(約40g)
- キュウリ1本
- ニンニク1片
<合わせ調味料>
- みそ小さじ1
- 酒小さじ1
- 砂糖小さじ1/2
- しょうゆ小さじ1/4
- シナモンパウダー少し(目安:3~4振り)
- 粗挽き黒コショウ少し
- ゴマ油大さじ1/2
作り方
①下ごしらえをする
セロリはスジをとり除き、1cm幅の斜め切りにする。
キュウリは縦半分に切って種をとり除き、1cm幅の斜め切りにする。
ニンニクは潰して芯をとり除き、粗みじん切りにする。
合わせ調味料をよく混ぜ合わせる。
②炒める
フライパンにゴマ油、ニンニクを入れて熱し、香りがしてきたらセロリを加えて強火で炒める。
薄く色づいてきたらキュウリを加えて炒め合わせ、全体に油が馴染んだら合わせ調味料を加えて手早く炒め合わせる。
③盛る
器に盛る。
ワンポイントアドバイス
・シナモンの量はお好みですが、3~4振り(小さじ1/8ほど)入れるとシナモンの甘い香り、みその旨味と味わいのバランスがよく、ゴマ油の風味とも合います。粗挽き黒コショウも少し多めの方がピリッと感が加わり、味わいが締まるのでオススメです。
・水っぽくならないよう、強めの火加減で手早く炒め上げるのが美味しさのコツです。
・塩分を控えてもスパイスやニンニクの風味で美味しく頂けます。
和風食材の小豆をメキシカン風にアレンジしました。カリウムが豊富な小豆やアボカドを手軽に食べられるサラダです。辛味と酸味の効いたドレッシングが食欲をそそり、トウモロコシの甘味とも良く合います。作り置きもできる便利なおかずです。
材料 2人分
- ゆで小豆(無糖/缶やパックなど市販品)150g
- トウモロコシ1/2本
- セロリ1/2本(約40g)
- 自然塩(セロリ用)ひとつまみ
- 香菜2株
- アボカド1/2個
<ドレッシング調味料>
- ライム果汁1/2個分(約20g)
- トマトペースト大さじ2
- オリーブ油大さじ2
- ニンニク(すりおろし)1片分
- 自然塩小さじ1/3
- カレー粉少し
- ペッパーソース少し
*「自然塩」は小さじ1=5gで計量しています。
作り方
①下ごしらえをする
トウモロコシは水でさっとぬらしてラップでふわりと包み、600Wで1分30秒~2分ほどレンジ加熱する。とり出して冷めるまでそのまま置き、ラップをとり除いて包丁で実を削りとる。
セロリはスジをとり除いて5mm角に切り、塩をまぶしてしばらく置く。
香菜は根元を切り落として茎と葉に分け、茎はみじん切りにし、葉はざく切りにする。
アボカドは皮と種をとり除いて1.5cm角に切る。
②和える
ボウルにドレッシング調味料すべてを入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
ゆで小豆、セロリ、香菜の茎を加えてゴムベラで混ぜ合わせ、最後にアボカドを加えて軽く和える。
③盛る
器に和えたサラダを盛り、トウモロコシの実、香菜の葉を順に重ねのせる。
ワンポイントアドバイス
・アボカドを入れる前のサラダは冷蔵庫で2~3日保存可能。夏の常備菜にオススメです。アボカドは食べる間際に加えてください。
・市販のゆで小豆を使う場合、汁気があるものはザルに入れて汁気を切り、真空パックなどで小豆が固まっている場合は軽くほぐしておくとよいです。
ゴマ油でこんがりと香り良く焼いた豆腐ステーキに、旬の枝豆をふんだんに使ったソースをかけて召し上がれ!長ネギの香りと黒酢の酸味、キュウリの食感を加えた風味豊かなソースで、淡白な豆腐ステーキも満足できる一皿です。
材料 2人分
- 木綿豆腐1丁(350g)
- 枝豆(さやつき/ゆでたもの)150g
- キュウリ1/2本
- 自然塩(キュウリ用)ひとつまみ
- 長ネギ1/4本
- 小麦粉適量
- ゴマ油小さじ1
- 油(米油などお好みで)小さじ1
<枝豆ソース調味料>
- 黒酢小さじ2
- 砂糖小さじ1
- しょうゆ小さじ1
- 自然塩ひとつまみ
作り方
①下ごしらえをする
豆腐は厚みを半分に切り、ペーパータオルで挟んで10分ほど置き、軽く水切りする。
枝豆はさやと薄皮をとり除き、軽く刻む。
キュウリは縦半分に切って種をとり除き、5mm角ほどに切る。塩をふってしばらく置き、水気をおさえる。
長ネギは粗みじん切りにする。
②焼く
豆腐に薄く小麦粉をまぶしつける。
フライパンにゴマ油と油を入れて熱し、豆腐を並べ入れて両面を色よく焼く。
③枝豆ソースを作る
ボウルに枝豆ソース調味料すべてを入れてよく混ぜ合わせ、枝豆、キュウリ、長ネギを加え混ぜる。
④盛る
器に豆腐ステーキを盛り、枝豆ソースをかける。
ワンポイントアドバイス
・キュウリの食感が枝豆ソースのアクセントになります。小さく切りすぎないことがポイントです。
・黒酢はツンとした匂いが少なくまろやかな味わいと酸味が特徴の酢です。米酢や穀物酢などで作る場合は量をお好みで加減してみてください。
・長ネギの程よい辛さと黒酢の風味は、食欲を増進します。
・ゴマ油や黒酢など香りや酸味がある調味料で風味にアクセントをつけることで、少ない塩分でも美味しく頂けます。
レシピ:小西 君枝(こにしきみえ)さん料理家 / フードコンサルタント
女子栄養大学卒業。
企業での商品企画開発を経て料理家として独立。フードアドバイザー、企業や飲食店などの商品開発、イベント調理、料理教室なども行う。素材を生かし、シンプルな調味料とハーブやスパイス、素材の組合せでワクワクするような料理を得意とする。
2023.07.03