和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう

その地域の産物を使い、独自の調理方法で作られてきた郷土料理には、日本の食文化の素晴らしさがたくさん詰まっています。「和食とは何か?」に迫った和食シリーズ企画第一弾に続き、今回は、日本全国の郷土料理を通して、食卓の未来について考えます。本企画は、産経新聞社様のご協力により、過去に産経新聞料理面に掲載された郷土料理から一部をご紹介しています。その地域の産物を使い、独自の調理方法で作られてきた郷土料理には、日本の食文化の素晴らしさがたくさん詰まっています。「和食とは何か?」に迫った和食シリーズ企画第一弾に続き、今回は、日本全国の郷土料理を通して、食卓の未来について考えます。本企画は、産経新聞社様のご協力により、過去に産経新聞料理面に掲載された郷土料理から一部をご紹介しています。

和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう

第一回 中部・北陸 中部・北陸の郷土料理を作ってみよう! ~三菱調理家電による再現レシピ~第一回 中部・北陸 中部・北陸の郷土料理を作ってみよう! ~三菱調理家電による再現レシピ~

【中部・北陸】なす味噌のおやき【中部・北陸】なす味噌のおやき

長野県の米を栽培しない地域では、一日のうち一食を粉ものにする食習慣があったといいます。
おやきは、その粉もののひとつです。
各家庭ならではの作り方があり、具も加熱方法も多種多様。
焼いて形を整えてから蒸す「焼き蒸し」おやきをご紹介しましょう。

【材料(6個分)】
  • 生地
    • 中力粉…150g
    • 塩…ひとつまみ
    • 水…90ml
  • なす味噌
    • 丸なす…1個(正味量150g)
    • 青じそ…2枚
    • 信州味噌…大さじ2
    • 砂糖…大さじ2
    • サラダ油…大さじ2
  • サラダ油…大さじ1
作り方作り方

※三菱IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。

  1. 1.なす味噌を作る1.なす味噌を作る

    なすは1cm角に切り、水にさらして水気をおさえる。
    青じそは粗みじん切りにする。
    味噌と砂糖を混ぜ合わせる。
    フライパンを【火力6】で30秒予熱し、サラダ油を入れる。
    なすを入れて1分ほど炒め、味噌を加えて炒め合わせる。
    【火力3】にして蓋をし、3分ほど蒸し焼きにする。

  2. 2.なす味噌を冷凍する2.なす味噌を冷凍する

    なす味噌を6等分し、ラップに包んで茶巾に絞り、冷凍する。

  3. 3.生地を用意する3.生地を用意する

    ボウルに中力粉を入れて水をまわし入れ、練り混ぜてひとまとめにし、ぬれ布巾をかけて30分ほどねかせる。
    取り出してなめらかになるまでこね、ぬれ布巾をかけて30分ほどねかせる。

  4. 4.包む4.包む

    生地を6等分して丸め、手に粉をつけて手のひら程度の大きさに円くのばす。
    なす味噌1個を生地の中央にのせ、周囲の生地をのばしながら包む。
    包み終わりを閉じ、包み終わりを下にして中力粉(分量外)をふったバットに置く。
    残りも同様にする。

  5. 5.焼く5.焼く

    フライパンを【火力6】で30秒予熱し、サラダ油を入れる。
    おやきの余分な粉をはらい落として並べ入れ、【火力5】にして両面に焼き色をつける。

  6. 6.蒸す6.蒸す


    蒸し器の下鍋に水を入れ、沸かす。
    クッキングシートを敷いた蒸し器の上鍋におやきを並べ、乾いた布巾をかませて蓋をする。
    【火力5】で10分ほど蒸す。

    ※なす味噌のほか、常備菜のきんぴらごぼう、切り干し大根やかぼちゃ、ひじきの煮物、小豆あんなどを包んでも。