奄美諸島が薩摩藩(現・鹿児島県)の支配下だった頃、島の人々は藩の役人を豪華な料理でもてなしました。
この華やかなスープ茶漬けは、当時のご馳走ご飯を戦後にアレンジしたもの。
やさしい味わいにパパイヤ漬け、みかんの皮などの薬味がアクセントをつけてくれます。
【材料(4人分)】
- 温かいご飯…米2合分
- 鶏むね肉(皮なし)…1枚(250g)/2枚(約500g)
- 鶏がらスープ
- 鶏がら…1羽分
- しょうが…1かけ
- 水…10カップ
- 椎茸の含め煮
- 干し椎茸(もどしたもの)…120g(乾物約30g分)
- 干し椎茸のもどし汁…1・1/2カップ
- 濃口しょうゆ…大さじ2
- 酒・砂糖・みりん…各大さじ1
- 錦糸卵
- 卵…2個
- 砂糖…小さじ1/2
- 塩…少々
- サラダ油…適量
- 薬味
- パパイヤのみそ漬け…40g
- 万能ねぎ…2本
- みかんの皮・刻みのり…各適量
- スープ
- 鶏がらスープ…5カップ
- 塩…小さじ2/3~1
- 酒・みりん・薄口しょうゆ…各大さじ1
※三菱IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。
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鶏がらは水洗いする。
しょうがは皮ごと薄切りにする。
鶏肉は厚い部分を切り開き、厚みを均一にする。 -
鍋(直径20cm)に鶏がらとしょうがを入れ、水を加える。
【火力6】で沸かしてアクを除き、【煮込み・火加減3】または【火力4】にしてアクを除きながら1時間ほど煮る。
鶏がらを除き、鶏肉を加えて【火力6】で沸かし、【煮込み・火加減3】または【火力4】にしてアクを除きながら10分ゆでる。
火を止め、蓋をして粗熱がとれるまでおく。 -
干し椎茸は軸を切り落とし(正味量100g)、薄切りにする。
鍋(直径16cm)に入れ、その他の材料を加える。
【火力6】で沸かしてアクを除き、【煮込み・火加減3~1】または【火力4~2】でアクを除きながら煮汁が少なくなるまで20分ほど煮る。 -
卵を割りほぐして砂糖と塩を加え混ぜ、卵液を作る。
ペーパータオルにサラダ油を含ませる。
フライパン(直径30cm)を予熱【160℃】で加熱し、予熱が完了したら【火力4】にしてペーパータオルでふき、油をなじませる。
卵液の半量を流して広げ、表面が乾いたら裏返してさっと焼く。同様にしてもう一枚を焼く。
長さを3等分に切り、細切りにする。 -
鶏肉をごく細く裂き、鶏がらスープ大さじ2をふり混ぜる。
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パパイヤは細切りにする。
万能ねぎは小口切りにする。
みかんの皮は白い部分をそぎ落とし、せん切りにする。 -
鍋(直径20cm)にスープの材料を入れ、【火力6】でひと煮立ちさせる。
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器にご飯を盛って鶏肉と椎茸の含め煮、錦糸卵、薬味をのせ、スープをかける。