和食シリーズ企画第3弾

これからの和食を考える。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。

10回 なす伝統のレシピなすの田舎煮

なすに干しえびのうま味たっぷりの煮汁を含ませた素朴な煮物です。
やわらかく滑らかな果肉は冷やすと一層、口当たりがよくなります。
盛夏には、煮汁でそうめんをいただいても。
下ゆでして程よくアクを抜くひと手間で、色よく仕上がり、味の含みもよくなります。

なすの田舎煮の材料(4人分)

  • なす…大6個(600g)
  • 干しえび…30g
  • 赤唐辛子の小口切り…ひとつまみ
  • おろししょうが…適量
  • 煮汁
    • 水…2カップ
    • 酒…1/4カップ
    • 砂糖…大さじ3
    • しょうゆ…大さじ3

なすの田舎煮の作り方

※三菱IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。

1下ごしらえをする

なすはヘタを切り落として縦半分に切り、皮目に斜めの浅い切り目を5mm程度の間隔で入れ、水にさらす。

干しえびはぬるま湯1/4カップ(分量外)に20分ほど浸してもどす。

2下ゆでする

鍋に湯を【火力8】で沸騰させ、なすを入れて落とし蓋をし、再び沸いたら【火力6】で2~3分ゆで、ざるに上げる。

3煮る

フライパンにしょうゆ以外の煮汁の材料と赤唐辛子、干しえびを浸し汁ごと加え、なすをすき間なく並べる。

落とし蓋をして【火力6】で煮立て、【火力4】にして7~8分煮、しょうゆを加えて10分ほど煮る。

4冷やす

火を止めてそのまま冷まし、密閉容器などに移して冷蔵庫で冷やす。
器に盛り、おろししょうがを添える。

2017.08.01