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ワークライフバランスをとりながら
さらなる高みを目指して働ける環境がある

太田 恵大さんの写真太田 恵大さんの写真

ワークライフバランスをとりながら
さらなる高みを目指して働ける環境がある

情報技術総合研究所 監視メディアシステム技術部
空間管理制御技術グループ
主席研究員 太田 恵大

三菱電機の情報技術総合研究所は、最先端の情報通信技術でよりよい暮らしと社会の実現に貢献できるよう、研究開発に日々取り組んでいます。

今回は、同研究所・監視メディアシステム技術部で、ビルの省エネや、人々の満足度・快適性を高めるための設備制御に関わる研究を手掛ける太田恵大さんに、仕事のやりがいやワークライフバランス、そして情報技術総合研究所の魅力について聞きました。

太田 恵大さん インタビューを受ける様子

情報技術総合研究所の仕事で、
学びと刺激を得る

私が所属する監視メディアシステム技術部・空間管理制御技術グループは、空調・換気・照明・給湯などのビル設備の管理や制御に関する技術開発を担っています。

2012年の入社から5年は、人が作業するのに必要な明るさを保ちつつ照明のエネルギーを削減する研究や、空調で省エネを推進した際の快適性評価に取り組みました。空調の快適性評価には、温湿度だけでなく気流感や空気質など人が活動する空間の要素が複合的に加わってくるため、はじめはとても難しかった記憶があります。

太田 恵大さん 仕事中の様子

そのあと2年、関連会社に出向し、空調計装システムの調整や試験に従事しました。

2019年8月に研究所へ戻りましたが、ちょうどその頃は三菱電機がZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)関連技術の実証実験棟「SUSTIE®(サスティエ)」の運用を始める1年ほど前。関連会社で得た知識を生かし設備・センサ導入や実証実験の支援をするとともに、ZEB運用技術の開発を担当しました。

太田 恵大さん インタビューを受ける様子

学生時代に
想像しなかった経験が自分を広げる

大学時代はパワーエレクトロニクスの分野で、パソコンの電源などに使われる力率改善回路のロバスト制御に関する研究をしていました。

入社後に配属された部門は、大学時代の研究とは異なりますが、制御という点ではその延長線上にあります。私自身、会社では大規模施設の設備制御に関わる仕事をしたいと考えていましたから、大学の頃に抱いた夢に向かってストーリーがうまくつながってきたと思います。

ただ、就職前には想像していなかった仕事も数多くありました。例えば空調や照明などのビル設備の制御では、省エネによって不快にさせない環境や、快適性・生産性を向上する環境にするために、人が実際にどう感じるのかを調査分析する必要がありました。いま振り返ると、このような想定外の経験が自分の視野を広げてくれたと強く実感しています。

太田 恵大さんの写真

INFORMATION TECHNOLOGY
R&D CENTER

太田 恵大さんの写真

広い裁量で任せてくれる
懐の深さ

そもそも就職先に三菱電機を選んだ理由は、よく“家電から宇宙まで”といわれるように事業の幅が広く、自分の希望する分野で、設計や研究開発に携われると感じた点が大きいですね。

入社前は、正直に言うと「やや堅い会社」というイメージがありました。ところが研究所では、自分が必要だ・取り組むべきだと考える研究テーマに自由にチャレンジすることができ、広い裁量で任せてくれるので、イメージはかなり変わりました。

いま感じている仕事のやりがいは大きく2つあります。1つは、研究開発した成果が事業部の方に評価されて三菱電機の事業で実際に使われること。そしてもう1つ、自分自身で何か新しいものを企画・考案して実際に試行錯誤しながら作り、うまく動いたときの技術屋としての喜びでしょうか。

子育てしながら
柔軟に働ける環境

いま4歳の子どもがいます。生まれた当時は妻の親が手伝いにきてくれたこともあり、育休を取らずに仕事を続けることができました。ただ会社ではちょうどそのころから育休制度の利用が増えてきて、現在は同じグループの社員15名のうち男性・女性1名ずつの計2名が育休を取っています。また育休取得後復帰した男性も1名います。

在宅勤務ができるので、家事・育児の時間がとりやすく、子どもをお風呂に入れるのと夕食の支度は主に私の担当です。もともと料理自体は好きで、得意料理のカレーは、子どもも喜んでくれますね。

子どもの保育園の送迎は、実験などのスケジュールに応じて妻と話し合いながら調整しています。上司や同僚も、送迎の時間には打ち合わせを入れないなど配慮してくれるのもありがたいですね。このように職場内でのコミュニケーションはとりやすく、子育てとも両立しながら柔軟に働ける環境です。

太田 恵大さんの写真

希望する道を追求したいという思いも
しっかりとサポートしてくれる

三菱電機は技術志向の組織で、会社としても学びや資格取得に理解が深く、私自身、働きながら大学院に3年間通って博士号を取りました。希望する道をより追究したいという思いをしっかりサポートしてくれますし、上司や先輩も相談しやすい環境でもあると思います。

また、学生時代には全く知らなかった、触れてこなかったことが、仕事を始めてからは重要ポイントになることがあります。学生のみなさんにはなるべく狭い世界に凝り固まらず、いろいろなことにチャレンジしてほしいですね。いろいろなものを見て、知って、考えたその結果、三菱電機を選んでいただければ、私たちとしても幸せに思います。

1日の過ごし方は?

09:00

子どもを保育園へ
朝、私が保育園に連れていった日はお迎えが妻に。朝と夕方、交互に担当することが多いですね。

09:30

始業
パソコンを立ち上げるとメールチェックから始まって、一日の作業を組み立てます。

12:00

お昼休み
テレワークの日は自宅で簡単なものを作って食べます。

13:00

PM業務
最近は自宅からでもオンラインを使ってMTGできるので、社内・社外打ち合わせがあるときも、出社時と遜色なく仕事ができます。

17:30

一旦終業
テレワークの日は、一旦仕事を終えて、子どもが帰ってくるまでに夕食の準備に取り掛かります。

18:00

料理・夕食、お風呂
食事を終えたら、お風呂に入れるところまでが私の役目。心なごむ時間ですね。

19:00

奥さんにバトンタッチして、仕事再開
夕方までに完成しなかった業務など仕事の仕上げを行います。

20:30

終業

休日の過ごし方

4歳の子どもと過ごす時間が一番の楽しみです。一緒に遊んだり、食事をしたり、お風呂に入ったり。かつては趣味でオーディオアンプを自作したりしていましたが、いまは仕事を頑張りつつ育児を楽しむ毎日です。

休日を過ごす太田 恵大さんの写真

PROFILE

太田 恵大さんの写真

情報技術総合研究所
監視メディアシステム技術部
空間管理制御技術グループ 主席研究員
太田 恵大

2012年4月入社。三菱電機ビルテクノサービス(現・三菱電機ビルソリューションズ)出向を経験後、研究所に戻り、ビル設備の制御・設計と施工効率化に関する研究開発に従事。現在はSUSTIEで進める実証実験の制御を他のビルにも展開していくためのシミュレーションなどに取り組む。

2012年4月入社。三菱電機ビルテクノサービス(現・三菱電機ビルソリューションズ)出向を経験後、研究所に戻り、ビル設備の制御・設計と施工効率化に関する研究開発に従事。現在はSUSTIEで進める実証実験の制御を他のビルにも展開していくためのシミュレーションなどに取り組む。