#16SDGsへの取組み事例
Open Technology Bank
サステナブルな未来のため、知的財産を起点に「共創」を推進
三菱電機は、家電から宇宙まで幅広い事業を手掛ける総合電機メーカーとして、様々なフィールドで豊富に技術資産を保有しており、その特許保有件数・出願件数は国内外でトップクラス※1を誇ります。従前は企業間の「競争」のために知的財産を活用することが主でしたが(独占実施、他社への権利行使など)、「共創」推進ツールや市場エコシステムを形成する経営資源としても知的財産を積極的に活用し、サステナブルな未来の実現に貢献します。
※1 特許庁発表の企業別国内特許登録件数(2023年)で国内第2位。世界知的所有権機関発表の企業別国際特許出願件数(2023年)で世界第4位(日本企業で第1位)。
CASE 01
多様化する社会課題の解決に向けた挑戦
脱炭素社会の実現、地球温暖化対策、自然災害への備えなど、社会が抱えるこれらの課題を乗り越えるには、オープンイノベーションを手段として使いこなし、様々なステークホルダーとの協働により新たな価値をタイムリーに創出する「共創」のアプローチが求められます。「Open Technology Bank」活動では、サステナブルな未来の実現に向けて、知的財産部門の新たなミッションとして、多様化する社会課題の解決に寄与する新たな事業の「芽」の創出に挑んでいます。
CASE 02
パートナー企業との技術とアイデアの「掛け算」で、
新たな価値とビジネスを創出
「Open Technology Bank」活動では、技術開発と事業開発を推進する手段としてパートナーとの共創を積極的に活用しています。具体的には、社会課題と保有技術の両面から活動テーマを設定し、事業モデルの仮説を立案のうえ、パートナー候補企業に連携を打診し、課題の深堀や価値検証を進めながら事業モデルと技術を磨き上げ、三菱電機とパートナー企業との技術やアイデアの「掛け算」により新たな事業の「芽」を育てています。
本活動を通じて、三菱電機グループでの新規事業や、技術ライセンスの提供や共同実証といった共創事例を複数創出しています。
本活動を通じて、三菱電機グループでの新規事業や、技術ライセンスの提供や共同実証といった共創事例を複数創出しています。

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